MotoGPバレンシアFP1:シーズン最終戦は雨始まり。来季SBKホンダのレクオナがトップタイム

MotoGP第18戦バレンシアGPのフリー走行1回目が行われた。トップタイムを記録したのはイケル・レクオナだった。

MotoGPバレンシアFP1:シーズン最終戦は雨始まり。来季SBKホンダのレクオナがトップタイム

 2021年シーズンのMotoGPもついに最終戦。第18戦バレンシアGPのフリー走行1回目が行われ、イケル・レクオナ(テック3)がトップタイムをマークした。

 バレンシアGP初日は、MotoGPクラスのセッション開始前になって小雨が落ち始めて路面を濡らし、セッションはウエットコンディションでスタート。各車はレインタイヤでコースへと向かった。気温、路面温度共に13℃とかなり冷涼なコンディションだ。

 ただ序盤はバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)をはじめとして、コースには出ないライダーもいるような状況となった。

 セッション序盤をリードしたのはミゲル・オリベイラ(KTM)。ドゥカティのジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイヤがそこに続いた。序盤は静観を決めていたロッシなどピットでの待機組も、15分が経過する頃にはコースインした。

 なお前戦アルガルヴェGPの勝者でもあるバニャイヤは、セッション開始15分のタイミングで、ターン2でスリップダウンによる転倒を喫した。テック3のダニーロ・ペトルッチも序盤にハイサイドを起こして転倒するなど、冷たい路面の影響が伺えた。

 フルウエット路面にあまり攻めた走りはせず、様子見といった具合の走行に終始するライダーも多い状態で、しばらくタイムシートの動きは無く静かにセッションは進行していった。

 なおセッション残り15分頃には、マーベリック・ビニャーレス(アプリリア)のマシンからパーツ(リヤタイヤ用の水除け)が飛んでいく場面も見られたが、すぐに回収されセッションが止まることはなかった。

 残り5分ごろからペースが上がり、タイムが更新され始める。ミラーが1分40秒724でトップタイムを更新していったが、彼はその直後にターン1で転倒してしまった。なお怪我はない様子だった。

 その後はイケル・レクオナが1分40秒569を記録してトップタイムをさらに更新。ただ彼もこのコンディションにハイサイドを起こしかけるシーンが見られた。

 結局このタイムが更新されずにセッションが終了。レクオナがトップタイムとなった。2番手はミラー、3番手はオリベイラだ。

 いよいよ現役最後のグランプリとなっているロッシだが、彼はセッション中盤に一度コースインした程度で、様子見のみといった形。タイムも記録されていない。なお弟のルカ・マリーニ(エスポンソラマ)は終盤に転倒している。

 LCRホンダの中上貴晶は1分41秒486のタイム。10番手でセッションを終了した。

 
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順位 ライダー 周回数 タイム 前車との差 平均速度
1 Spain イケル レクオーナ 19 1'40.569     143.364
2 Australia ジャック ミラー 12 1'40.724 0.155 0.155 143.143
3 Portugal ミゲル オリベイラ 19 1'40.730 0.161 0.006 143.135
4 France ヨハン ザルコ 20 1'40.940 0.371 0.210 142.837
5 Spain ジョアン ミル 17 1'40.943 0.374 0.003 142.833
6 Italy フランチェスコ バニャイヤ 13 1'41.015 0.446 0.072 142.731
7 Italy ルカ マリーニ 14 1'41.104 0.535 0.089 142.605
8 Italy フランコ モルビデリ 17 1'41.200 0.631 0.096 142.470
9 Spain ポル エスパルガロ 19 1'41.300 0.731 0.100 142.329
10 Japan 中上 貴晶 19 1'41.486 0.917 0.186 142.068

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