ペドロ・アコスタがキャリア初のスプリント勝利! 小椋藍、2年連続の4位フィニッシュ|MotoGPタイGPスプリント
MotoGPの2026年開幕戦タイGPのスプリントレースが行なわれた。勝利したのはペドロ・アコスタだった。
Pedro Acosta, Red Bull KTM Factory Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
チャーン・インターナショナル・サーキットでMotoGPの2026年第1戦タイGPが開幕。2月28日に行なわれたスプリントレースは、KTMのペドロ・アコスタが勝利した。
今季最初の予選でポールポジションを獲得したのは、アプリリアのマルコ・ベッツェッキ。現王者のマルク・マルケス(ドゥカティ)が2番手に続き、3番手にはラウル・フェルナンデス(トラックハウス)と、アプリリア陣営の躍進が著しい予選結果となった。なお日本人ライダーの小椋藍(トラックハウス)も8番グリッドを確保した。
スプリントレースの開始時には気温33度、路面温度52度まで上昇。非常に暑いコンディションの中、全13周で争われるレースがスタートした。
スタートで前に出たのは、2番グリッドのマルク・マルケスだった。ターン1に向けベッツェッキと横並びとなったが、ここはマルク・マルケスが前を確保した。
そこからはマルク・マルケスとベッツェッキによる先頭争いが繰り広げられた。1周目の最終コーナーでベッツェッキが前に出たかと思えば、2周目には再び抜きつ抜かれつのバトルが展開された。
しかし2周目、ベッツェッキは先頭を走っていたターン8でまさかの転倒を喫してしまった。ライダーは無事だったが、せっかくのポールポジションを結果につなげることができない、悔しい結果に終わった。
これで展開が楽になったマルク・マルケスに対し、2番手ペドロ・アコスタ(KTM)が追走。ベッツェッキの転倒直後からアコスタが追い抜きを仕掛けたが、なかなか抜き切ることができず。3番手には0.7秒差でフェルナンデスが続くという状況だった。
トップを走るマルク・マルケスと2番手のアコスタの差は0.3秒ほどであったが、マルク・マルケスのマシンが暴れてしまう場面もあり、7周目にはその差が0.1秒にまで縮まった。
そこからはアコスタが最終コーナーをはじめ何度もオーバーテイクを狙っていくものの、立ち上がり加速に優れるマルク・マルケスが接触含みのバトルで抜き返していく、という光景が繰り返された。
ふたりのバトルはラスト2周まで続いた。最終コーナーでマルク・マルケスが前を走るアコスタのイン側にマシンをねじ込んでいくと、アコスタが弾き出される形でコースオフ。これでアコスタは遅れ、先頭争い自体は決着となった。
ただマルク・マルケスはこの追い抜きが審議対象となり、1ポジションダウンのペナルティを受けてしまった。そのため、最後に大きく減速。トップを譲り、アコスタが初のスプリントレース勝利を収めた。2位マルク・マルケス、3位がフェルナンデスだ。
そして4位には小椋が続いた。小椋のスタートは良くなかったものの、すぐにポジションを挽回。レース中盤の5周目にはジョアン・ミル(ホンダ)を抜いて5番手に浮上すると、0.6秒差先の4番手を走るホルヘ・マルティン(アプリリア)を追いかけ始めた。
残り5周頃から、マルティンに対するプレッシャーを高め始め、残り3周で小椋はマルティンを攻略し、4番手に浮上。以降はマルティンとの差を広げ、3位フェルナンデスから約1.5秒差の4位フィニッシュとなった。アプリリア陣営はベッツェッキこそ転倒したものの、トップ5に3台が入る好結果。小椋としては、MotoGPデビュー戦で鮮烈な印象を残した昨年のタイGPスプリントと同じ4位と、良い滑り出しとなった。
スプリント
| 順位 | ライダー | # | バイク | 周回数 | タイム | 前車との差 | 平均速度 | リタイア原因 | ポイント | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | |
37 | KTM | 13 |
19'39.155 |
12 | |||||||
| 2 | |
93 | Ducati | 13 |
+0.108 19'39.263 |
0.108 | 9 | ||||||
| 3 | |
25 | Aprilia | 13 |
+0.540 19'39.695 |
0.432 | 7 | ||||||
| 4 | |
79 | Aprilia | 13 |
+2.100 19'41.255 |
1.560 | 6 | ||||||
| フルリザルトを見る | |||||||||||||
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