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昔のマルケスにはもう戻らない!? 「4回も手術すれば元通りにならない」と認めニューノーマルへの適応目指す

マルク・マルケスは2020年に負った右腕骨折の治療が2022年まで続くなど、苦しい時期を過ごしてきた。彼は腕の負傷について「以前の通常の状態には決して戻らない」と認め、今はその状態での戦い方を考えている。

Marc Marquez, Repsol Honda Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 レプソル・ホンダのマルク・マルケスは、2020年にレース中のクラッシュで右腕上腕骨を骨折。2022年まで治療が続くことになったが、彼は今、”ニューノーマル”となった右腕と向き合っている。

 マルケスは骨折後3度の手術を受けて2021年シーズン途中からレースに復帰。その年は勝利も納めるなど復活を匂わせた。

 しかし2022年序盤戦を終えたマルケスは、4度目の手術を受けることを決意。ずれた角度で癒合していた骨を正しい角度に戻す手術を受け、2022年シーズン後半戦で再び戦列に復帰した。

 約3年と非常に長い期間をこの右腕骨折と付き合って来たマルケスは、腕の状態について2021年の復帰時よりもいい状態になっているものの、常に制限がつきまとっていることを「受け入れる必要がある」と語った。

「そうだね。腕について色々なことをたくさん考えているよ」

 バレンシアで行なわれたインタビューで、マルケスはmotorsport.comにそう答えた。

「そして多くの場合、自分がこの怪我を負っていることを認めたり、理解することは難しいものだった」

「でも結局は『オーケー、これが今の僕だ』と受け入れるしか無いんだ。4回も手術を受けたのは変えられない事実だし、それだけの回数の手術を受けたら、腕が決して通常の状態にならず、制限を受けてしまうというのはどうしようもないことだ」

「だけどそういった制限された状態に適応する必要があるんだ。その状態にある身体を、別のもので埋め合わせようとね」

「僕はこの件についてあまり考えすぎていないんだ。ただ改善していく方法、マネジメントする方法、適応する方法について考えているだけだ」

 そしてマルケスは2022年に4度目の手術を受けることは正しい決定であり、決断に悔いはないと語った。

「僕としては、シーズン(2022年)を振り返ると『正しい選択をした』という言葉になると思う」

「もう一つの選択肢としてシーズン終了までやって、様子を見るという物もあった。でも、(最終戦)バレンシア戦後に手術を受けて冬を回復に費やすというのは、メンタル面でも準備ができていなかったんだ」

「だから骨をまっすぐにする手術を(5月に)受けるというのは正しい選択だった」

「この先は、チャンピオンシップを争うための十分なパワーや強さ、チャンスがあるかどうかを見ていくことになるだろう。人生は良くなっているし、よりノーマルな状態になってきているよ」

 
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