MotoGP、レース中の“装備不備”にメッセージを通知へ。クアルタラロ『ツナギ全開』問題受け

MotoGPは第11戦オーストリアGPから、安全装備について各マシンのダッシュボードに警告メッセージを送ることを決定したと明かした。

MotoGP、レース中の“装備不備”にメッセージを通知へ。クアルタラロ『ツナギ全開』問題受け

 2021年のMotoGPは後半戦に突入し、レッドブルリンクでの連戦となる第11戦オーストリアGPが今週末に開催される。そんな中運営側は、このレースからライダーに対する警告システムを一部更新し、安全装備の装着状況ついて通達を行なうことになったと明かした。

 これは第7戦カタルニアGP決勝で、ファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)がレザースーツのファスナーが開き、胸部プロテクターが外れてしまったままで走行を続けたことを受けての措置だ。

 クアルタラロはカタルニアGPを3番手でフィニッシュしたが、結局安全装備の着用義務違反によって3秒のタイム加算ペナルティを受け、6位に後退している。

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 レギュレーションでは、ライダーはコース上では安全装備を装備しなくてはならないとされているが、実際に何か問題が発生した場合の対処やペナルティについてはハッキリしていなかった。

 しかしオーストリアGPからは、レースディレクションがライダーに対し、装備に問題がある場合にはマシンのダッシュボードにそれを解決するよう指示するメッセージを送ることが可能になった。

 レースディレクターのマイク・ウェブは、現在の“技術的な問題”に関する警告では、それがライダーの装備に関する警告として適切ではなく、新たなメッセージを追加することになったと説明している。

「ライダーの装備に問題があったり、固定されていなかったり、すぐには問題にならないものの修正が必要な状態にある場合には、また違った状況になる」

「我々はダッシュボードに新たな通知を送ることができ、そこには“装備”と表示される。この意味はライダー、そしてチームにも説明されていて、『装備に問題があり、すぐに修正しなければならない』という意味になる」

「それが修正するためにピットに戻るというならOKだし、コース上でライダー自身が修正できるのであれば、それもOKだ」

「我々の求めていることは、即座に問題を修正することだ。そのための、ライダーの装備に関する新たなメッセージなんだ」

 またレースディレクションは今後、スチュワードの要請によってコース上でのライダーの振る舞いについて警告を送ることが可能となるという。

 これはコース上での“疑わしい”行為が単なるミスなのかを見極めるためのもので、行為が繰り返された場合には誤審ではないと判断され、ペナルティが科されることになる。

 

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