クアルタラロ「表彰台争いの十分なペースが無い」予選3番手も苦しいレースを予想
MotoGPアラゴンGPの予選で3番グリッドを獲得したファビオ・クアルタラロだが、決勝レースでは表彰台争いに向けて十分なペースが無いと厳しい見方を語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
モーターランド・アラゴンで行なわれているMotoGP第13戦の予選では、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤとジャック・ミラーがワンツーを確保。ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は3番手となった。
これで11戦連続のフロントロウスタートとなったクアルタラロだが、彼は決勝レースに向けて表彰台を争えるだけの十分なペースが無いと、苦戦を予想させるコメントをしている。
なおクアルタラロは昨年モーターランド・アラゴンで行なわれた2レースはどちらも苦戦。18位と8位という結果に終わっている。
決勝レースと同時間帯に行なわれたFP4でのタイムに目を向けると、クアルタラロは最も力強い走りをしていたライダーの一人だ。しかし、それでも彼は決勝で表彰台を目指すにはさらに改善する必要があると感じている。
「明日(決勝)に向けては明確な目標はないよ」と、予選後にクアルタラロは語った。
「楽しみたいとは思っている。もちろん、表彰台を争うことができれば素晴らしいだろう」
「でも正直に言うと、十分なペースが無いと感じている。だからできるだけベストなリザルトにするためにマネジメントしていって、最後まで先頭集団と戦っていきたい」
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
「少なくとも、ウォームアップセッションで表彰台を争えるようにするために、一歩踏み出す必要があるだろう」
「だからウォームアップでの改善を期待していこう」
クアルタラロは改善が必要な部分として、最終コーナーを挙げている。ヤマハにとって最終セクターが弱みとなっているため更にタイムをロスしてしまっているという。
「ああ、1周では僕はかなり速いのは分かっている」
「ここでは昨年も僕らはポールポジションを獲得している。でもドゥカティ勢はそこまでではなかった」
「だからその点(ドゥカティの予選ワンツー)は僕が予想していなかったことだ」
「でも(予選の)ラップタイムには満足している。僕が得られるであろう最大限のタイムだったからね」
「大部分のセクターでかなりうまくいっている。セクター4はヤマハにとって素晴らしい部分ではないけれど、僕も最終コーナーでは何かを間違えてしまっている」
「だからセクター4で遅いのはそうしたこと全てが組み合わさったせいだと思う」
「でも様子を見てみよう。FP2、FP3そしてFP4と僕らは色々と試してきていて、FP2のベースが少し優れていた」
「だから明日のウォームアップでは、ベースセッティングの作業と最終コーナーでのライディングスタイルに取り組むつもりだ」
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