クアルタラロ、チャンピオン獲得への”計算”は必要なし「勝利を目指し戦う」
ヤマハのファビオ・クアルタラロは第15戦アメリカGPを前にして、チャンピオンシップのことは考えたくないとし、テキサスでは勝つことだけを目指して戦うと明言した。
写真:: Yamaha MotoGP
2021年シーズンのMotoGPも残り4戦となり、チャンピオン争いも白熱している。現在ポイントリーダーのファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)は、第14戦サンマリノGPでランキング2位のフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)に勝利を奪われていなければ、今週末開催される第15戦アメリカGPでチャンピオン獲得を決める可能性もあった。
クアルタラロとバニャイヤの差は現在48ポイント。いまだバニャイヤにもチャンピオン獲得の可能性は十分に残る。この状況下でクアルタラロは、チャンピオンシップのことは考えず、可能な限り勝利を目指すアプローチを続け、その考え方を少しも変えたくないとアメリカGP開幕前夜の木曜日に語った。
「オースティンでの週末は、48ポイントをリードしてスタートする。この後3レース残っているけど、僕のメンタルはミサノ(第14戦サンマリノGP)の時と変わらない」
「もともとミサノまではチャンピオンシップについて考えないようにするという目標を立てていたけど、この目標をこのまま続けることにした」
「僕にとしてはこの瞬間を大切にし、可能であれば勝利を目指し戦うことが、正しいことだと思う」
また以下のように続けた。
「ミサノでは僕の母に心臓発作を起こさせる手前だったけど、父はとても楽しんでいたみたいだ。今シーズンに入ってからは僕は、チャンピオンシップを争っているかどうかに関係なく、常に勝ちたいと思っている」
「ミサノではそういうレースをしたし、今後もそのスタンスを続けていきたい」
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