Red Bull Race Day参加の大湯「刺激的なことをやってのけるのがRed Bull」公道走行に衝撃
Red Bull Race Dayが東京の明治神宮外苑特設コースで開催され、モータースポーツの世界で活躍する四輪、二輪の日本人選手が集結し、イベントを振り返った。
Red Bull Race Dayが12月19日に東京の明治神宮外苑特設コースで開催された。
当日はスーパーGTの16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTを笹原右京と大湯都史樹が、スパーフォーミュラの15号車Red Bull MUGEN TEAM Gohを大津弘樹が操縦。また、MotoGPからはLCR Honda IDEMITSUカラーのRC213V-Sを中上貴晶が走行させた。
普段は路面が整備され、安全が確保されたサーキットでマシンを走らせるドライバーとライダーだが、今日は一般道を走行するということもあり、パフォーマンスを重視しつつも慎重な走りをしたという。
トップバッターで走った笹原は公道走行の感覚について以下のようにコメントした。
「ぶっつけ本番組で走ったんですが、安全面には出来る限りのことに手を尽くしました。その甲斐もあり、路面の相性の部分もあって、タイヤとしては温存している以上にグリップしている感覚はありました」
「ただ、スーパーGTはカーボンブレーキを使用していて本来ならブレーキに熱を入れる過程が必要ですが、その過程が今回全くできない中での走行で、ブレーキが思った以上に止まらず一瞬びっくりしました」
「このような経験は初めてだったので、自身の中での新たな経験値が上がったと思います」
中上もマシンへの信頼性について述べるも、次回以降に自信を見せた。
「思いのほかグリップしなかったというのが第一印象ですね」
「もう少し攻められたり、ハングオンや膝すりができるかと思ってたんですが、正直一発目にタイヤが温まってなかったり不安定な感覚があったので、少し抑えておこうかなと……」
「どちらかというと観客の皆さんとの距離を縮めたいという方に変えてみました」
「自分としても実際にコースを回っている時に近いなと思いましたし、皆さんの表情まで見えたので、その分今までにない感覚で楽しかったです」
「もし次の機会があればですが、状況は分かったので、もっと上手くできると思います」
また、”Red Bull”だからこそ実現できたこうしたイベントに対して、大津は以下のようにコメントをした。
「まずRed Bullチームが他と違う点は多くのお客さんが入ったこの場(イベント)は他のチームでは作れないということだと思います」
このように大津は述べ、Red Bullが企画するイベントは他では考えないようなことをするとそのオリジナルティに対しても言及した。
「なかなか他の人たちがあまり考えないような、すごい大胆なことをすると思いますし、そういうことをイベントを通じて大成功に終わらせることも強さだと思います」
大湯はそれを踏まえた上で、レース面に対しての考えを示した。
「刺激的なことをやっているのがRed Bull だと思います」
「レースにおいても色々な部分に妥協なくやるのがRed Bullの強みです。またそれに全力でサポートをしてくれますし、モータースポーツに限らず全力で何事にもやってのけるチームワークだと思います」
「またRed Bullファミリーの人たちはすごく個性的な人が多いので、その意味ではスタッフの皆さんとも楽しくやらせてもらっています」
「僕自身、少し異端児な部分もあるので逆に居心地よくやれていますし、色々なところから集まる個性の塊の中でやらせていただいていて嬉しいです」
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