マルティン、復帰からスピード発揮までは「3戦ほど」とアプリリア見込む。チーム内ファーストについては“無し”とも
アプリリアのマッシモ・リボラCEOは、MotoGPチェコGPで復帰するホルヘ・マルティンについて、調子を取り戻すには3レースほど必要だろうと考えている。
Massimo Rivola, Team principal Aprilia Racing
写真:: Alexander Trienitz
MotoGP第12戦ではアプリリアのホルヘ・マルティンがレースに復帰する。チームを率いるマッシモ・リボラCEOは、ここからマルティンがスピードを発揮していくまでは、3レースほどかかるだろうと見積もった。
マルティンは今季、アプリリアに移籍したもののまだまともにレースができていない。プレシーズンテストで転倒して負傷し、開幕前の自主トレーニング中にクラッシュ……さらに復帰した第4戦カタールGPでも転倒し、怪我が重なった。
そうした複数の怪我を経て、チェコGPでようやく復帰が決まったマルティン。リボラCEOは、数レースの準備期間を経たあと、マルティンがチームメイトのマルコ・ベッツェッキと共に上位を争うようになることを期待していると語った。
「彼がブルノで復帰することは認めている。ふたりのライダーが前に出てプッシュしていけば、我々のパフォーマンスは向上していくだろうし、マルコもさらに良くなっていくことができるはずだ」
リボラCEOは第11戦ドイツGPでSky Sport MotoGPにそう語った。
「マルコは今、バイクを完全にコントロール下に置いていると思うが、彼には頼れる基準というものがないんだ」
「ホルヘが戻ってきたら、最初の数レースでは我々が彼を落ち着かせていくことができるはずだ。そして彼が調子を整えていくには、少なくとも3レースは必要だと思う。その後はマルコと共に上位を走る姿を見られると期待している」
「どうなるかは分からないが、私はシーズン後半戦がアプリリアにとっては非常に興味深いものになってくると考えているんだ」
Jorge Martin, Aprilia Racing
Foto di: Aprilia Racing
アプリリアはマルティンが不在の間に戦闘力を上げ、ベッツェッキが優勝や表彰台を達成している。既に彼がチームリーダーと見る向きもあるが、マルティンの復帰でチーム内バランスが変化するかも注目されている。
その点について問われたリボラCEOだったが、チーム内でファーストライダーとセカンドライダーなどは無いと答えた。
「マルコは間違いなくキーマンになっている。しかしファーストライダーやセカンドライダーといったモノは存在しない。ストップウォッチと成績表だけが全てを物語っている」
「だから私はそういったことについて話すのは好きではない。ホルヘは(アプリリアでの)経験が明らかに不足しているため、序盤は苦戦するだろうことは明らかだ。できるだけ早く、マルコに追いついてくれることを期待している。そうすれば彼らは互いを支え合うことができる」
「これまでマルコはマルコの仕事を、サヴァ(ロレンソ・サヴァドーリ/マルティン代役のテストライダー)も素晴らしい仕事をしてきたが、(マルティンと)一緒になって彼らが貢献してくれる時が待ち遠しい。我々は常に進歩し続けている」
「今回はクラッシュしてしまったが、我々はガッカリなどしていない。勝利にかける思いはとても貪欲だからだ」
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