ロッシ「優勝、そして表彰台を争いたい」新天地ペトロナスSRTで“上”目指しやる気バッチリ
ペトロナス・ヤマハSRTに加入したバレンティーノ・ロッシ。彼は新天地で競争力を高め、再び表彰台を獲得していくことが目標だと語った。
写真:: Petronas Yamaha SRT
MotoGP2021年シーズンに、ヤマハファクトリーからペトロナス・ヤマハSRTへ加入したバレンティーノ・ロッシ。彼は新天地となるこの若いチームで競争力を高めて再び優勝を目指していくと意気込んだ。
ペトロナス・ヤマハSRTは2019年にMotoGPクラスへの参戦を開始し、今季で3年目となるまだ非常に若いチーム。ただそのチーム力は高く、2020年にはファビオ・クアルタラロ、フランコ・モルビデリの両名がそれぞれ3勝を挙げる活躍を見せた。
ロッシはペトロナスSRTで迎える2021年シーズンに向け、自身の主催するVR46アカデミー出身のモルビデリとチームを組むことになる。
3月28日にはカタールでシーズンの開幕を迎える予定だが、ロッシは再び表彰台や優勝を目指して戦うと意気込みを見せた。
「ペトロナス・ヤマハ・セパンレーシングチームの一員となれてとてもうれしく思う」
「これは僕にとって新たな挑戦だ。ここはとても若いチームだけど、過去2年間彼らは既にとても高い競争力を示してきた」
「今年の新しいバイクを見れて嬉しいよ。それにレーシングスーツやヘルメット等のカラーリングも本当に気に入っている。最高の見た目だ」
「僕の2021年に向けた目標は競争力を高め、レースの優勝を争い、表彰台を争うことだ。もちろんチャンピオンシップでの最終的な良いポジションを争うこともそうだ」
「全員が目標に集中して、ベストを尽くしている。フランコとは互いに良く知っているから、興味深い組み合わせだと思うよ。チーム全体がモチベーションにあふれていて、僕もシーズンの最後に最善の結果を残せるように全力を尽くす。スタートを切る準備はできている」
また昨年3勝を記録し、最終的にヤマハ勢トップのランキング2位を獲得したモルビデリも意気込みは高い。彼は昨年よりも改善していくことが目標だと語っている。なおモルビデリは最新型ではなく、2019年型のYZR-M1に改良を加えた“Aスペック”と呼ばれるマシンを使用する。
「このチームでの3年目になるけれど、ペトロナス・ヤマハSRTには好きなところがたくさんある」
「2021年のYZR-M1のカラーリングはここ2年間と似ているけど、それでも変わっていて、僕はそれが好きだ。昨年と違うのは僕のチームメイトだ。ヴァレと僕にとって、素晴らしいシーズンになると予想しているし、そうなってほしい」
「2021年の個人的な目標は、ライダーとしてアスリートとして、そして人間として自分自身を向上させることだ。昨年、僕らはとても早かったし素晴らしいレースをして、凄い結果を成し遂げているから、それが大変なことだとは分かっている」
「とはいえ、僕らは2020年と比較して改善していかないといけないし、それが僕の目標で、年々進歩していくことを目指しているんだ」
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