“キャリア最悪”のシーズンスタートを送るロッシ、ヘレステストで一歩前進? 「チームがサポートしてくれている」

ペトロナス・ヤマハSRTのバレンティーノ・ロッシは、キャリアでも最悪のシーズンスタートとなっているが、チームからのサポートを受けて諦めずに改善に向けた作業を続けている。

 “キャリア最悪”のシーズンスタートを送るロッシ、ヘレステストで一歩前進? 「チームがサポートしてくれている」

 ペトロナス・ヤマハSRTのバレンティーノ・ロッシは第4戦スペインGPを大苦戦で終え、キャリアでもワーストのシーズンスタートとなっているが、チームのサポートもあり悲観的にはなっていない。

 ロッシは2021年シーズンが開幕し4戦を終えた時点で、獲得ポイントはわずか“4”。開幕戦カタールGPで予選4番手から12位フィニッシュとなったことが、唯一の入賞だ。

 ロッシは第2戦ドーハGPでキャリアワーストの予選21番手から16位、第3戦ポルトガルGPでも17番手から転倒リタイアに終わるなど厳しいシーズン滑り出し。同じ最新型のバイクを使用するヤマハ・ファクトリーチームのマーベリック・ビニャーレスやファビオ・クアルタラロとは対照的な成績になってしまっている。

 この数年、彼はマシンのリヤグリップが不足するという問題に悩まされており、2021年シーズンもその問題は解決されていない。

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 次戦以降の数戦でロッシは今後のレースキャリアを続行するかどうかの決定を迫られることになるが、へレスでのレースウィーク中に契約に関するプレッシャーは感じていなかったとし、チームが自分のことを支えてくれていると語った。

「難しい週末に難しいレースだった。リズムが無く、タイムが出なかった」

 スペインGP終了後、ロッシはそうコメントした。

「難しい局面にあるけど、チームとペトロナスからは全面的なサポートを受けている」 

「セットアップに問題を抱えていて、速く走れていない。技術的な面での問題解決策を見つけなければならない」

「僕たちは楽観的でモチベーションを保っていく必要がある」

 そしてレース開けの5月3日に行われたへレステストでは、ヤマハから届いた新パーツとセットアップに関する新しいアイデアを試し、12番手で終えた。

 ロッシはヘレステストを通じて、加速時に失ってしまうタイムをブレーキングで取り戻すことに重点を置いていたようだ。

「僕たちはバイクのフィーリング向上、そしてペースの改善が急務だ。そこがレースウィーク中にとても悩まされたところだからね。ただ今回のフィーリングはそこまで悪くない」

「良いフィーリングでテストを終えることができた。バイクのフィーリングが良くなったし、上手く走れるようになって、ペースも改善することできたよ。主にブレーキングを改善するためのセッティング作業にチームと取り組んで、上手くいったよ」

「それから、ヤマハが持ち込んだ新パーツが上手く機能した。バイクへのフィーリングとスピード向上に少なからず助けになったよ。ただバイクを快適に感じられてはいない。僕の乗り方では加速で遅れをとってしまっているんだけど、それはコーナー脱出時にリヤのグリップで問題を抱えているからだ。コーナーの脱出時で速さを出せないんだ」

「ダビデ(ムニョス/クルーチーフ)と、フロントのセッティング、そしてコーナー進入時をより速くより深くするための重量分配など、コーナリングスピードを速めるための作業にかなり取り組んだ」

「それが目標で、実際僕たちは改善できたよ」

 

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