ジョアン・ミルの笑顔はホンダ改善の兆し?「僕を笑顔にしてくれるパッケージを持ってきてくれた」
ジョアン・ミルはこれまで、ホンダの開発がなかなか進まないことに不満を抱いていたが、プレシーズンテスト初日の彼は全く違った表情を見せた。
Joan Mir, Honda HRC
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ホンダのジョアン・ミルはこれまで、バイクの開発がなかなか進まないことに苦言を呈することが多かったが、セパンでスタートしたMotoGPプレシーズンテスト初日、プロトタイプのバイクを称賛したのは驚きだった。
わずか3ヵ月前、ミルはバルセロナで行なわれたポストシーズンテストにホンダが新しいパーツを持ち込まなかったことに怒りをあらわにしていた。LCRホンダのヨハン・ザルコに獲得ポイントで負けるなど、ホンダでの最初の2年は大失敗と言ってもいいような結果に終わり、ミルとホンダが新たな契約に合意したことを疑問視する声もあった。
しかしセパンで2月5日からスタートしたプレシーズンテスト初日、ミルはバイクのハンドリングが目に見えて改善したと評価。以前ホンダの苦戦に「いつまで身体が耐えられるかわからない」と語っていたミルは、再びMotoGPマシンに乗ることを楽しんだ。
このミルの反応がホンダの改善の表れなのだとしたら、ミルは昨年よりもはるかに良いシーズンを送れるかもしれない。
「フィーリングは良いよ。コーナーを抜けるたびに調子を上げていけたからね」
そうミルは語った。
「今日はかなり速かった。ユーズドタイヤでもニュータイヤでもかなり速く走れたんだ。今回のテストでは、今後も続けていきたい路線を多かれ少なかれ理解できたので満足している」
「昨年、特にシーズン後半にはできなかったような、僕好みのライディングができるようなセットアップとジオメトリーを、多少なりとも見つけることができた。ホンダは今、それを可能にするパッケージを持ってきてくれたんだ」
「どのコーナー出口でもハッピーだったし、バイクに乗るのを楽しんでいたから笑顔だった」
Joan Mir, Honda HRC
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
だが同時に、ミルはホンダがまだRC213Vの弱点をすべて克服できているわけではないことも認識している。グリップ不足とストレートスピードのふたつが、改善を進めるべき点だという。
「僕たちのバイクはストレートで速くない。最も遅いくらいだ」
「ここセパンには2本のストレートがある。タイムロスはそこだけでもコンマ3〜4秒はくだらないだろう」
「つまりそれを改善できれば、(上位に)かなり近づけるということだ。僕たちはブレーキングを改善した。僕の知っているようにブレーキングすることができるようになったし、曲がれるようになった」
「バイブレーションはまだあったけど、うまくコントロールできた。彼らは懸命に取り組んでいるし、それが実を結んだんだ」
セパンでのテストはあと2日間あり、開幕戦の舞台であるタイ・ブリラムでも2日間の公式テストが行なわれる。
すでにブレーキングとコーナリングで目に見える改善が見られたホンダは、残りのテストでトップスピードとグリップに集中できるとミルは考えている。
「グリップはまだあと一歩のところで、改善する必要がある。次の2日間はそこに集中できるだろう」
「明日トライしてみるよ。わからないけれど、この2日間でいろいろなエンジンの使い方を試してみて、パワーを上げられるアイデアを探るべきだろう。だから一歩前進できるかどうか、今後のテストで試してみよう」
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