ラズガットリオグル、初ポイント獲得も満足できず「トップから遅れすぎてる」
トプラク・ラズガットリオグルはMotoGPアメリカズGPで15位となり初ポイントを獲得。しかし彼はそれでもパフォーマンスに満足できていない。
2026年にWSBKからMotoGPに転向したプラマックのトプラク・ラズガットリオグル。第3戦アメリカズGPでは初ポイントを獲得したが、パフォーマンスには満足できていないようだ。
ラズガットリオグルはアメリカズGP決勝の大半でファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)の後ろ16番手を走行。残り3周でクアルタラロを抜き、初入賞を果たした。
今シーズンからMotoGPでの挑戦を始めたラズガットリオグルは、第2戦ブラジルGPでも予選Q2へ直接進出するなど、速さの片鱗を見せていたが、アメリカズGPのポイント獲得でさらに一歩前進したように思える。
しかしラズガットリオグルはポイント獲得で自信を深めつつも、この結果に満足していない。トップとの差が大きすぎるからだ。
「うれしいけれど、凄くうれしいわけじゃない。ヤマハとしては良い仕事をしたと思うけど、全体として(トップから)25秒以上遅れているのは決して良くない。もっと改善する必要がある」
ラズガットリオグルはそう語った。
「でもレースについて言えば、僕はいつものように全力を尽くそうとした。特に序盤はファビオを抜こうとしていたんだ。でもファビオは本当に強かった。特に最終コーナーにかけてだ」
「彼のバイクがどうやって止まっているのか理解できていないんだ。というのも、自分のフロントタイヤはブレーキングで常にロックしていたからね。より遅くブレーキをかけようとしていたわけじゃないけど、バイクが止めきれなかった。だけど終盤になると、彼のタイヤも消耗しはじめた」
「悪くはない。でも、かなり難しいね。このコースはライダーみんなにとって凄く厳しいんだ。12~14周もすると、バイクが本当に重く、ボートのように感じられる」
「とはいえ、僕としてはポイントを獲得できてよかった。ファビオの後ろで長く走ったから、学びも大きかったよ」
Toprak Razgatlioglu, Pramac Racing
Photo by: Icon Sportswire via Getty Images
「確かに(クアルタラロの)前でフィニッシュしたが、それでも僕らは同じ位置にいるようなものだ。ヤマハ勢が後方に固まっているのは良い状況ではない」
「正直あまり満足していない。自分がトップのヤマハであっても、それは変わらない。なぜなら25秒と大きく遅れてしまっているからだ」
ヤマハはここ数年MotoGPで苦戦が続いているが、2026年に新たなV4エンジンへと切り替えるという大胆な決断を下した。しかし、今の時点ではさらにライバルに差を広げられている。
「ヤマハはさらなる改善のためにすごく努力している」と、ラズガットリオグルは言う。
「僕たちが大きく改善する時期がいつになるかは様子を見ていくしかない。年末かもしれないし、シーズン中盤かもしれないし、あるいは来年かもしれないが、様子を見るしかない」
なおMotoGPはアメリカズGPのあとに予定されていたカタールGPが延期されたことで、約1ヵ月間の休み期間ができた。次戦は4月末にヘレス・サーキットで行なわれるスペインGPだ。
ラズガットリオグルはこのコースでのMotoGPテスト経験もあるが、WSBKからの乗り換えにおいては、以前のスタイルを忘れる必要があると語った。
「ヘレスはとても難しいね。前回走ったときはWSBKだし、MotoGPマシンでのテストはしたとはいえ、ライディングスタイルもバイクも全く異なっている」
「初日がどうなるか様子を見よう。テストではまだWSBKスタイルで走っていたけど、すぐに適応を進められることを期待している」
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