スーパーフォーミュラ 第1戦・第2戦鈴鹿

鈴鹿は太田格之進の“庭”なのか。直近5開催中なんと4勝……速さと強さ見せ「非常に気持ちが良い」

スーパーフォーミュラ鈴鹿戦で圧倒的な強さを見せている太田格之進。2025年シーズン開幕戦も強さを見せて見事優勝し、「非常に気持ちが良い」と振り返った。

戎井健一郎

編集: 2025/03/08 12:11

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Kakunoshin Ohta, DOCOMO TEAM DANDELION RACING

写真:: Masahide Kamio

 昨年のスーパーフォーミュラでは、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が3度開催された富士スピードウェイでのレースを全て制して話題となった。ただその一方で、鈴鹿サーキットもひとりの男によって牛耳られている状況だ。その男とは、太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だ。

 太田はデビューイヤーである2023年、鈴鹿で行なわれた最終戦で初優勝。翌年の開幕戦鈴鹿は4位に終わったが、最終ラウンドとして開催された第8戦・第9戦は圧倒的な強さで連勝してみせた。

関連ニュース:

 そして迎えた2025年シーズン開幕戦、舞台はまたしても鈴鹿だった。

 太田は予選こそ3番手だったが、決勝ではTEAM MUGENの2台を追い立て、ピットストップで野尻智紀が後退したことで2番手に浮上。岩佐歩夢とのマッチレースに持ち込まれると、一瞬の隙をついてオーバーテイクを決め、その後の岩佐からのプレッシャーも跳ね除けてトップチェッカーを受けた。これで鈴鹿戦は3連勝、直近5開催で4勝という驚異的な勝率を誇っている。

「今までは逃げるという展開が多かったですが、今日はオーバーテイクして勝つことができました。速さだけじゃなく、鈴鹿での強さを証明できたかなと思うので、非常に気持ちが良いです」

写真: Masahide Kamio

 記者会見でそう語った太田。岩佐をオーバーテイクしたのはセーフティカーが明けて間もないタイミングだったが、タイヤが温まりきる前に仕留めたいという思いもあったという。実際に前を行く岩佐はリスタート直後にスライドする場面が見受けられたため、積極的にオーバーテイクシステム(OTS)を使って攻めたことが勝因となった。

「ただ岩佐選手もかなり速くて。スリップストリームが効く中でなかなか逃げられず、最後までプレッシャーをかけられて、今までと違ってなかなかタフなレースだったなと思います」

 今季に向けてはこれまでと特性の異なるタイヤが投入された中、それでも鈴鹿で変わらぬ速さと強さを発揮した太田。ただ「次戦以降、タイヤがどう振る舞うかによって、勢力図が変わる可能性は全然考えられます」と語るなど油断はしていなかった。

 新タイヤはこれまでのパフォーマンスを見るにデグラデーション(性能劣化)が小さそうであり、それがレースの展開を単調にしてしまうのではという懸念もある。しかしその一方で太田は、今回のレースで自身がセーフティカー明けで岩佐を攻略したシーンを引き合いに、タイヤが温まり切っていないタイミングでのバトルは面白いものになるだろうとの展望を示した。

「僕個人としては、タイヤのウォームアップが今までより悪いように感じています」

「今回はセーフティカーが出たので、(タイヤ交換直後の)ウォームアップ中に戦うことはなかったですが、アウトラップでのコールドタイヤでの戦いがだいぶ激しくなるので、見ている人は面白いかなと思います」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 勝敗を分けた0.197秒。太田格之進、岩佐歩夢下し前年からの“3連勝”達成|スーパーフォーミュラ第1戦

次の記事 岩佐歩夢またも勝てず……悔しいスーパーフォーミュラで4度目の2位「勝てるポテンシャルはあった。明日はポール・トゥ・ウインを狙う」

More from

戎井健一郎



DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

4 日前

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ



タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

5 日前

タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」



GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

5 日前

GT500ホンダ陣営、怒涛の3連勝でプレリュードは“シビック超え”。ランキングも2〜4番手に「最強パッケージに全力でチャレンジしていく」

最新ニュース



アロンソ、リタイアの原因は異常なパワー不足と明かす「ホンダを信頼して、良くなっていくことを期待するしかない」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

23 分前

アロンソ、リタイアの原因は異常なパワー不足と明かす「ホンダを信頼して、良くなっていくことを期待するしかない」



本当にごめんなさい……コラピント、多重クラッシュの被害者ガスリー&ノリスに謝罪。次戦でペナルティ消化へ

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

3 時間前

本当にごめんなさい……コラピント、多重クラッシュの被害者ガスリー&ノリスに謝罪。次戦でペナルティ消化へ



あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

11 時間前

あんなヤツ、出場停止だろ! ノリス、魚雷アタックのコラピントに怒り爆発「F1ドライバーにふさわしくない」



トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」

WEC

WEC WEC

Fuji

15 時間前

トヨタ、水素レースプロジェクトMissionH24に水素”レーシングエンジン”供給へ……中嶋一貴「耐久レースにおける可能性を拡大する」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録