スーパーフォーミュラ

ようやくSFデビューとなったセッテ・カマラ「すごく難しい1日となった」

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ようやくSFデビューとなったセッテ・カマラ「すごく難しい1日となった」
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この第3戦SUGOがスーパーフォーミュラデビュー戦となるセルジオ・セッテ・カマラだが、ウエットコンディションになったこともあり、彼にとっては試練の1日となった。

 スポーツランドSUGOで行なわれている2020全日本スーパーフォーミュラ選手権の第3戦。来日規制の緩和により、ようやく国内トップフォーミュラのデビュー戦を迎えることができたセルジオ・セッテ・カマラ(Buzz Racing with B-Max)は、初日のセッションを振り返り「難しい1日だった」と語った。

 現在F1でレッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを務めるセッテ・カマラは並行してスーパーフォーミュラへの参戦を表明。“コロナ禍”前に行なわれた3月の富士公式テストでも積極的な走り込みを見せていた。

 しかし、その後に日本政府が外国からの渡航を厳しく規制した関係で、インターバルの間に日本を離れていたセッテ・カマラは、なかなか来日することができず、第1戦もてぎと第2戦岡山の欠場を余儀なくされていた。そのため、ようやく参戦が叶い、セッテ・カマラも安堵の表情を見せた。

「これまでは日本でレースができるのかクエスチョンマークがついた状態が続いていたから、参戦できることになって嬉しく思っている。もちろん、最初の2レースとテストデーを欠場しなければならなかったのは残念だし、チームのメンバー、特にモトパークのスタッフはほとんどが合流できていない。まだ完全なチーム体制という状態ではないけど、まずは、僕がこうして入国できてレースに参加できるというのは良かったと思っている」

 そう語ったセッテ・カマラだが、今日の走行は彼にとってはかなり難しいものとなった。専有走行はウエットコンディションでスタートすることとなり、午後のフリー走行も路面が十分に乾ききらない状況が続いた。さらにセッテ・カマラ自身も3月の富士テスト以来となるスーパーフォーミュラのマシンのドライブだったため、この1日で2度のスピンを喫し、それぞれ赤旗中断の原因となってしまった。

「とても難しい1日だった。SUGOのウエットコンディションは初めてだったし、スーパーフォーミュラでウエット路面を走るのも初めてだった。それに、しばらくパワフルなクルマに乗っていなくて、決して簡単な状況ではなかったし、何度かスピンもしてしまった」

「(今日1日を通して)良くなったかもしれないし、悪くなったかもしれないけど、久しぶりにチームと働くことができて、すごくポジティブだった」

 明日はフリー走行もなく、いきなり予選を迎えることになるセッテ・カマラ。天気予報では回復方向にあるが、彼もドライコンディションの方がもう少しパフォーマンスを引き出せると語ると共に、とにかくベストを尽くすと意気込んでいた。

「どうなるか、やってみないと分からない。だけど、僕たちはドライの方がパフォーマンスをもっと引き出せると思っている。ウエットだとかなり苦戦するし、まだ自信を持てていない部分もある。それだけに明日はドライコンディションになることを望んでいる」

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この記事について

シリーズ スーパーフォーミュラ
イベント 第3戦:SUGO
執筆者 吉田知弘