ジュリアーノ・アレジ、スーパーフォーミュラ久々ドライブへ。シリーズ復帰の可能性は「KCMGに多くをもたらすのが目標。先のことはそれから」
スーパーフォーミュラ合同テストに参加するジュリアーノ・アレジは、KCMGに多くのものをもたらすのがテストでの目標だと語った。
写真:: Masahide Kamio
6月30日、7月1日に富士スピードウェイで行なわれるスーパーフォーミュラ合同テストに、ジュリアーノ・アレジがKCMGから参加することになった。アレジはテストを通してチームに貢献することが目標だと語る。
アレジは2021年、スーパーフォーミュラ・ライツに参戦する傍ら、中嶋一貴の代役としてスーパーフォーミュラにデビュー。デビュー2戦目となった雨のオートポリス戦で優勝を飾ったことで話題を集めた。翌年以降もTOM’Sのドライバーとしてシリーズに継続参戦していたが、苦戦が続き、2023年シーズンの途中でシートを失った。
しばらくスーパーフォーミュラに縁がなかったアレジだが、この度KCMGからの合同テスト参加が決まった。KCMGは元々WRC(世界ラリー選手権)王者のカッレ・ロバンペラをフルシーズン起用する予定だったが、健康上の問題により開幕直前で参戦キャンセルに。開幕戦以降はリザーブドライバーの野中誠太を暫定的に起用する一方で、トヨタがロバンペラの後任となるドライバーの人選を進めており、トヨタのモータースポーツ活動を統括する加地雅哉氏も「テストの結果を見て決めたい」と話していた。
したがって、アレジは第6戦富士以降のKCMG 9号車のドライバー候補になっていると考えられるが、アレジはテスト参加についてこう語る。
「結局のところ、(スーパーフォーミュラは)F1を除けば世界最速のマシンで、素晴らしい選手権だ。トヨタから参加できるかどうか声がかかったので、『もちろん』と答えた。僕はトヨタドライバーで、彼らが求めることにはなんでも応えるつもりだ」
「彼らのために全力を尽くし、チームに何かをもたらしたい。それは自分にとってとても大きな意味がある」
「(KCMGと提携する)ハイテックと仕事をするのは今回が初めてだ。彼らとしてもデータを収集したいと思っていることは分かっているので、計画されているプログラムをしっかりやり遂げたいと思っている。先のことはそれからだ。自分の目標は、チームにできる限り多くのものをもたらすことだ」
スーパーフォーミュラSF23に乗るのは実に3年ぶりとなるアレジ。スーパーフォーミュラのシートを失ってからはDeloitte TOM’Sの一員としてスーパーGT・GT500クラスを主戦場に戦ってきたが、2024年には笹原右京とのコンビで年間2勝を記録。2025年も1勝を記録しており、着実に実績を積んできた。
アレジは自身のレーシングドライバーとしての進歩について、Deloitte TOM’Sの監督を務めるミハエル・クルムや、TOM’Sのファウンダーである舘信秀氏らのサポートに感謝していると述べた。
「自分自身のことについて色々と取り組んできたのは確かだ。レーシングドライバーとして、どんなレベルであっても常に改善できる部分はある。だから自分も後れを取らないように、より速くなれるような細かい改善点を見つけていくことで、チームにとってより価値のある存在にならないといけない。できる限り多くのことをチームにもたらさなければならない」
「ミハエル・クルムは自分の成功において重要な存在だから本当に感謝している。また、すべてをつないでくれたタチサンにも感謝したい。こうしたすべてが自分の成長につながっているけど、まだ成長の途中だし、改善したいことはたくさんある。ここまで本当に色々なことがあったけど、トヨタ、ミハエル、そしてタチサンには、自分の成長を支えてくれたことに心から感謝している」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。