レースレポート
スーパーフォーミュラ 第7戦:鈴鹿
スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿決勝:福住仁嶺が第2戦のリベンジ優勝! TEAM IMPULが逆境跳ね除けチームタイトル獲得
2021年スーパーフォーミュラの第7戦(最終戦)が鈴鹿サーキットで行なわれ、福住仁嶺が優勝。チームタイトルにはcarenex TEAM IMPULが輝いた。
戎井健一郎
編集: 2021/10/31 9:33
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

2021年スーパーフォーミュラ第7戦(最終戦)が鈴鹿サーキットで行なわれた。優勝したのはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの福住仁嶺だった。
Read Also:
今季のスーパーフォーミュラも鈴鹿でフィナーレを迎えた。第6戦もてぎで野尻智紀(TEAM MUGEN)がドライバーズタイトル獲得を確定させたものの、carenex TEAM IMPUL、TEAM MUGEN、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGによるチームタイトル争いなど、見どころの多いレースとなった。
予選でポールポジションを獲得したのは松下信治(B-Max Racing Team)。大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が2番グリッドに並び、2列目にはDOCOMO TEAM DANDELION RACINGの福住、牧野任祐がつけた。
決勝日は朝のフリー走行の際に雨が降ったものの、その後は青空が顔を出し、14時の決勝レースを迎える頃にはドライコンディションとなった。しかし西コースの一部では小雨が確認されるなど、波乱の予感もさせる中で30周の決勝レースがスタートした。
松下は先頭をキープして1コーナーに進入し、5番グリッドスタートの野尻が好スタートを決め、大湯の後ろ3番手までジャンプアップした。大湯と野尻は激しい順位争いを展開したが、2周目のS字で軽く接触。大湯はコースオフしポジションを落とした。
局地的に降る小雨の影響でウエット宣言が出される中、なんと首位走行中の松下にスタート違反によるドライブスルーペナルティの裁定が下った。松下は5周終了時にこれを消化して最後尾に転落し、野尻、福住、平川亮(carenex TEAM IMPUL)というトップ3のオーダーとなった。
ピットウインドウがオープンになると、各車が続々とピットレーンに入りルーティンのタイヤ交換を行なった。首位の野尻は目下のライバルである福住から1周遅れて12周終了時にピットインしたが、アウトラップの逆バンクで福住にオーバーテイクを許してしまった。野尻は平川にも前に出られてしまい、さらには危険なドライブ行為による5秒のタイムペナルティが科されるなど、一気に厳しい情勢になってしまった。
レースは折り返しを過ぎ、14番グリッドスタートの関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)がただひとりステイアウトを選択して首位を走行。2番手の福住が実質的な首位となり、平川、野尻、少し離れて大津弘樹(Red Bull MUGEN Team Goh)が続いた。好ペースで周回を重ねた関口は、27周終了時にピットイン。大津の前、4番手でコースに復帰することに成功した。
福住と平川のトップ争いは最終ラップまで展開されたが、福住が抑えきりトップチェッカー。同じく鈴鹿で行なわれた第2戦ではポールスタートから首位走行中にタイヤバーストに見舞われ悔しいレースに終わっていた福住だが、これでリベンジを果たした形となった。2位には平川、3位には野尻が入った。
4位に関口が入ったこともあり、carenex TEAM IMPULはチームタイトルを獲得。平川は9番グリッド、関口は14番グリッドからのスタートだったため、チームタイトル争いでは劣勢と見られていたが、平川が7ポジションアップ、関口が10ポジションアップを果たし、タイトルを手繰り寄せた。
そして5位に入った大津はルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。大津は第6戦もてぎで勝利を飾るなど、その才能を遺憾なく発揮したシーズンとなった。
Read Also:
- 【スーパーフォーミュラ】山本尚貴、得意の鈴鹿で失意のQ1落ち。“変わらない”マシンにシーズン通じて苦しむ
- 新プロジェクト”NEXT 50”を後押しした、トヨタ豊田章男社長の言葉……スーパーフォーミュラを”世界に繋がるレース”に
- 【スーパーフォーミュラ】1台体制のB-Maxが鈴鹿で最速タイムの“快挙”。「見事なステップ踏めた」と松下信治
- IMPUL運営サイドに専念。星野一樹のキャリアを転換させたとある出来事、そして父一義が寄せる期待
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿決勝速報:福住仁嶺が今季2勝目! チームタイトルはTEAM IMPUL
次の記事 松下信治、首位走行もまさかのドライブスルーペナルティ。”反則スタート”は「僕の責任」
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment
More from
戎井健一郎

次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」
WEC
WEC
Fuji
23 時間前
次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ
スーパーGT
スーパーGT
第6戦:SUGO
6 日前
DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」
スーパーGT
スーパーGT
第6戦:SUGO
7 日前
タイヤ無交換で19番手から2位! GT300王座争い大量リードのリアライズ。しかしオリベイラ「こんな“ジョーカー”毎戦使うわけにはいかない」
最新ニュース

F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
13 分前
F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」

マーベリック・ビニャーレス、日本GPでMotoGPに復帰へ「バイクに乗ってレースするのが待ちきれない」
MotoGP
MGP MotoGP
日本GP
3 時間前
マーベリック・ビニャーレス、日本GPでMotoGPに復帰へ「バイクに乗ってレースするのが待ちきれない」

レッドブルのマシン劣化問題に解決の糸口「改善できる領域を具体的に特定できるようになってきた」しかし来季の完全解決はない?
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
4 時間前
レッドブルのマシン劣化問題に解決の糸口「改善できる領域を具体的に特定できるようになってきた」しかし来季の完全解決はない?

復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」
F1
F1 F1
アゼルバイジャンGP
15 時間前
復帰戦でいきなり3位のハジャーを、レッドブルも称賛。“激情型”から卒業して精神的にも成熟?「さまざまな面で成長している」
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録