スーパーフォーミュラ初テストの佐藤蓮「ホンダさんからいただいたチャンスを無駄にしないように」
スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテストへの参加を果たした佐藤蓮は、このチャンスを無駄にしないように学習を進めたいと語った。
12月7日に鈴鹿サーキットでスタートした、スーパーフォーミュラの合同/ルーキーテスト。佐藤蓮は15号車Red Bull MUGEN Team Gohのドライバーとして、初日、2日目の合同テスト、そして3日目のルーキーテストまで参加する。彼にとってはスーパーフォーミュラ初ドライブだ。
2021年シーズンの佐藤は、スーパーフォーミュラ・ライツとスーパーGT・GT300クラスに参戦。SFライツではタイトル争いに絡みランキング3位を獲得し、スーパーGTではGT300のランキング4位に入った。
そんな佐藤はスーパーGT最終戦富士で、GT500のタイトルを争う山本尚貴と接触。レース後、TEAM KUNIMITSUの面々に謝罪する佐藤は憔悴しきった表情を浮かべていた。
あれから1週間ほどしか経っていないということもあり、佐藤としても完全に気持ちを切り替えることはできていない様子。しかし、多くのファンや関係者から励ましのコメントをもらったおかげで、今はスーパーフォーミュラのテストに集中することができているという。
初日午前の走行を18番手で終えた佐藤は、SF初ドライブがいきなりウエットコンディションという厳しい状況の中でマシンに慣れることを最優先に周回を重ねたものの、大きなダウンフォースとパワーを誇るスーパーフォーミュラのマシンは「怖かった」と語った。
佐藤蓮
Photo by: Masahide Kamio
「SF初走行は雨になってしまいました。アクセルも慎重に開けていましたが、すごく怖かったですね」
「これほどパワーのあるクルマに乗るのも初めてです。ターボ車ですし、どのようにトルクが出るのかなど、少しずつ学習していきました」
2022年にSFステップアップを果たす可能性についてはまだ分からないとした佐藤だが、手にしたチャンスを無駄にしないようにテストを進めていきたいと締めくくった。
「ホンダさんから素晴らしいチャンスをいただいていて、ドライバーとしても成長するチャンスだと思います」
「この3日間を無駄にしないように、ステップバイステップでゆっくりと進んでいきたいです」
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