レースレポート

スーパーフォーミュラ 第9戦・第10戦:鈴鹿

TEAM MUGENが完璧なワンツー。野尻の2連覇&ダブルタイトルを手中に|スーパーフォーミュラ第9戦

スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿の決勝レースでは、笹原右京が優勝。野尻智紀が2位に入り、最終戦を待たずして2年連続のタイトルを確定させた。

戎井健一郎

公開日時: 2022/10/29 8:36

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Tomoki Nojiri, Ukyo Sasahara, TEAM MUGEN

 2022年スーパーフォーミュラ第9戦の決勝レースが10月29日(土)、鈴鹿サーキットにて開催された。31周の優勝レースを制したのは、笹原右京(TEAM MUGEN)だった。

 今季のスーパーフォーミュラも、いよいよ最終ラウンドに突入した。今週末を迎えた段階で、タイトル候補は野尻智紀(TEAM MUGEN)、サッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、平川亮(carenex TEAM IMPUL)の3名に絞られていたが、第9戦の予選で野尻がポールポジションを獲得。ランキング2番手のフェネストラズとのポイント差を35に広げた。

 これにより野尻は決勝3位なら、第10戦(最終戦)を待たずして自力で王座確定。また、17番グリッドのフェネストラズ、11番グリッドの平川がいずれも2位以内に入れなかった場合は、例え野尻が無得点でもタイトル争いに決着がつく、そんな状況だった。

 レースは14時30分よりスタートし、ポールの野尻が順調にホールショットを奪った。2番グリッドの宮田莉朋(Kuo VANTELIN TEAM TOM’S)のスタートが遅れたため、大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)が2番手、笹原が3番手に浮上した。

 笹原は序盤からペースが良く、4周目の1コーナーで大湯を攻略。TEAM MUGENがワンツー体制を構築した。コース上ではこの2台だけが1分41秒台のラップタイムを刻んでおり、大湯以下後続をみるみるうちに突き離していく展開となった。

 笹原は野尻との差も縮め、10周目には2台がテールトゥノーズになろうかというギャップとなったが、ピットウインドウがオープンとなったこのタイミングで笹原がピットへ。翌周に野尻もピットインし、笹原の前でピットアウトすることに成功したが、タイヤが温まっている笹原は12周目のヘアピンで野尻をオーバーテイクし、事実上の首位に立った。

 宮田を先頭に約半数のドライバーがルーティンのタイヤ交換をレース後半に遅らせる中、笹原はトラフィックをかき分けながら安定したペースで周回。野尻とのマージンも4秒前後に保っていた。

 トップの宮田は残り6周まで引っ張ってピットに入った。表彰台フィニッシュも狙えるペースでマージンを稼いできた宮田だったが、タイヤ交換でタイムロス。笹原、野尻、大湯、関口雄飛(carenex TEAM IMPUL)、佐藤蓮(TEAM GOH)の後ろでの合流となった。

 平川が残り4周でピットインしたことで、これで笹原が名実共にトップに。2番手には野尻が続き、3番手には残り3周の1コーナーで大湯をオーバーテイクした佐藤が上がってきた。

 笹原は最終的に野尻に12秒の差をつけてトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。そして2位には野尻。これでTEAM MUGENのワンツーフィニッシュとなり、野尻はトップフォーミュラでは松田次生(2007〜2008年)以来となる連覇を文句なしで達成しただけでなく、TEAM MUGENもチームタイトルを確定させた。

 3位に入ったのは佐藤。20周目にタイヤを交換した後、フレッシュタイヤでライバルを続々とオーバーテイクして初の表彰台を獲得した。タイトルの行方が決定した今、第10戦は佐藤(25点)と三宅淳詞(TEAM GOH/18点)によるルーキー・オブ・ザ・イヤー争いにも注目だ。

→リザルトはこちら

 

 

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 野尻智紀のシリーズ連覇が確定! 優勝は笹原右京|スーパーフォーミュラ第9戦鈴鹿:決勝速報

次の記事 スーパーフォーミュラ連覇達成……重圧から解放された野尻智紀。最終戦は“フルプッシュ宣言”「限界を知れるレースにしたい」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

戎井健一郎



グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 17 時間前

グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう



次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

WEC

WEC

Fuji

1 日前

次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」



DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

7 日前

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

最新ニュース



「同じ武器でマルク・マルケスを倒したい」ドゥカティ移籍のアコスタ、KTMからの引き止めも断ったその理由

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

1 時間前

「同じ武器でマルク・マルケスを倒したい」ドゥカティ移籍のアコスタ、KTMからの引き止めも断ったその理由



モナコGPのスプリント開催、フェルスタッペンは無の境地? 「どこだろうと気にしていない」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

モナコGPのスプリント開催、フェルスタッペンは無の境地? 「どこだろうと気にしていない」



フェルナンド・アロンソ、アストンマーティンとの契約を2027年まで延長。将来に関する憶測に終止符

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

13 時間前

フェルナンド・アロンソ、アストンマーティンとの契約を2027年まで延長。将来に関する憶測に終止符



MotoGPが挑むアデレード市街地サーキット、安全性にライダー合格点? シミュレーション確認し「いい仕事した」

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

15 時間前

MotoGPが挑むアデレード市街地サーキット、安全性にライダー合格点? シミュレーション確認し「いい仕事した」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録