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ついにQ1突破! 福住仁嶺、移籍後最高6番グリッド確保に安堵「高い次元で走れたことは良かった」

スーパーフォーミュラ第5戦の予選で移籍後初となるQ2進出を果たした福住仁嶺は、この調子を継続するため、明日は落ち着いてレースをしたいと述べた。

Nirei Fukuzumi, ThreeBond Drago CORSE

写真:: Masahide Kamio

 スポーツランドSUGOで行なわれたスーパーフォーミュラ第5戦の予選では、TCS NAKAJIMA RACINGの躍進を中心にいくつかのサプライズがあったが、その中でもThreeBond DragoCORSEの福住仁嶺が6番手タイムをマークしたことは話題となった。

 ThreeBond DragoCORSEは、2020年にタチアナ・カルデロンの1台体制としてスーパーフォーミュラ参戦をスタート。1度Q2進出を果たすも、それ以外は下位に沈むケースが多く、2021年までの2シーズンで最高グリッド11番手、最高位12位という成績に終わった。

 2022年に、前年のシリーズランキング2位である福住を迎えても、状況はなかなか好転していかなかった。Q1を突破することができず、決勝も下位グループでの戦い……。第3戦鈴鹿を終えた福住に話を聞いた時も「きっかけを見つけないといけない」と力無い声で語っていた。

 そんな中で迎えたSUGO戦で、福住は上位陣と遜色ないタイムをマーク。移籍後初めてQ1を突破すると、Q2でも1分04秒913をマークして6番グリッドを確保した。ポールの野尻智紀(TEAM MUGEN/1分04秒349)とは多少タイム差があったものの、2番手以下とのタイム差は0.1〜0.2秒と僅差であった。

「素直に僕もチームも嬉しいと思っていますし、ホッとしている部分もあります」と語る福住。ポーカーフェイスの彼だが、インタビューに答える声色は今季ここまでと比べてかなり明るく聞こえた。

 彼はさらにこう続ける。

「重要なのはこの調子を今後のレースに繋げていくことです。そして今はレースペースが非常に厳しいので、明日はいくつかヒントを得られるように落ち着いてレースがしたいです」

「とりあえず、高い次元で走れたことは良かったと思います。伸びしろはあると思うし、今回得たものを分析していけば今後も良い結果を残せるのではないかと思います」

 どんなに経験豊富で実績のあるドライバーでも、ほんの少しの要因で不調の沼に沈んでしまうスーパーフォーミュラはつくづく難しいカテゴリーだと痛感させられるが、福住も「このカテゴリーは新品タイヤとユーズドタイヤでフィーリングがかなり変わってきますし、その辺のアジャストもすごく難しいんですよ」とその繊細さを強調する。ただ「野尻さんが毎回Q2でタイムを上げられるのは何かしらの理由があると思うので、僕たちもその理由を見つけていきたいと思います」と前を向いた。

 
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