スーパーフォーミュラ

にわかファンをどう増やす? 車載映像は裁定に使われる? ファン代表『SFgo開発サポーター』がスーパーフォーミュラ発表会に出席、関係者に鋭い質問

スーパーフォーミュラNEXT50プロジェクトの進捗、そして来季の取り組みに関する発表会では、アプリ『SFgo』の開発サポーターも出席し、関係者に対してファン目線での鋭い質問をぶつけた。

公開日時: 2022/12/15 3:00

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

SUPER FORMULA NEXT50プロジェクト報告会

 今シーズンより『SUPER FORMULA NEXT50』プロジェクトを立ち上げ様々な取り組みを行なっているスーパーフォーミュラ。その成果報告と、来季の取り組みに関する発表を兼ねたイベントが12月13日に都内で行なわれた。その中には報道陣に交じり、『SFgo開発サポーター』たちの姿もあった。

 SFgo開発サポーターは、2023年に正式導入されるアプリ『SFgo』の試験導入期間において、ファンが実際にアプリを使用しながらフィードバックを寄せ、共に開発を進めていくという制度。当初は年間5000円という参加費で300名を募集。その後好評につき二次募集も行なわれるなど、多くのファンが開発に協力した。

 そんな開発サポーターも数名今回の発表会に招待されていたが、質疑応答の際に司会のピエール北川から「開発サポーターの皆さんもぜひ質問があれば」と促されると、次々手が挙がった。

 最初の質問は「スーパーフォーミュラは、もっと“にわかファン”を増やすことが重要なのではないか。レース以外でのタッチポイントを増やす予定はあるか」というもの。スーパーフォーミュラの人気向上を願っての切実な問いかけに、シリーズを主催する日本レースプロモーションの上野禎久社長、そしてシリーズのトップパートナーであるデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社の三木要が答えた。

 まず上野社長は「我々のマーケティングにおいても、にわかファンというのはキーになっています。そういった方々に対するタッチポイントは増やそうと思っています」と回答。そして三木も質問者に対して「全くもっておっしゃる通りだと思います」として、次のように述べた。

「にわかファンが100人来て、その内ひとりだけでも残ってくれれば、また次の100人に……ということがモータースポーツの裾野を広げるということだと思います。タッチポイントは色々あると思っていて、SFgoアプリで繋げられればもちろん良いですし、加えて我々は様々な方と関係がありますので、色々な業界の方とどんなコラボができるか、そこでどうやってタッチポイント、ベースを増やすかということを協議しています」

「ぜひご期待いただければと思いますし、もう一度くらい上野さんに言ってくれれば、もっと話が進むかと思います(笑)」

 続いての質問は、スーパーフォーミュラ第6戦富士で起きたインシデントに関する質問だった。

 同レースでは1周目に多重クラッシュが発生し、その結果TCS NAKAJIMA RACINGの大湯都史樹がペナルティを受けたが、SFgoや中継映像で配信された車載映像を見ると大湯に非がないように見える状況だったことから波紋を呼んだ。

関連ニュース:

 審査委員会は現状、監視カメラの映像を基に検証を行なっているが、今後SFgoのオンボード映像をレースの検証、裁定に活用していけるのかと問われた上野社長は次のように回答した。

「ドライバーズファーストの観点から、ドライバーが公正・公平にジャッジされて力を出し切ることが大事だと思っています」

「あの後、JAF、審査委員会とは協議を重ね、我々のお客様向けのツールを審判に使って欲しいという協議を始めていますし、実際にこういった車載映像をジャッジの参考とする環境も既に作り始めましたので、将来的にはデジタルとの融合によってフェアな環境を作れると思っています」

 そして3つ目の質問は、コロナ禍以降減少したレース距離について。「やはりレース距離が短く、『もう終わりか』という意見もある。レース距離を元の300kmや250kmに戻す計画はあるか」と尋ねられた上野社長は、来季も再給油なしのスプリントレース的フォーマットを継続するとの見解を改めて示した。

「今はタンク容量から計算される(再給油なしで走れる)最大の距離でレースしています。300kmレースとなると当然たくさんの燃料を使うことになり、給油の必要も出てきますが、我々のパッケージで言うと、今のタイヤ使用ウインドウとレース距離がドライバーの力を出しやすいフォーマットとして正しいのではないかという評価をしています」

「そういったご意見をいただいていることも承知していますが、来シーズンに関しては無給油の200km弱のレース距離を考えております」

 シリーズの運営に関するシビアが質問が飛び交う中、最後にはSFgoアプリの楽しみ方について、ドライバー目線での「ここを見てもらえると俺かっこいい」という点を教えて欲しいというカジュアルな質問も。発表会にはシリーズチャンピオンの野尻智紀に加え、次期車両の開発ドライバーを務めた石浦宏明と塚越広大も出席していたが、彼らは無線やオンボードを通して、“かっこいい”に限らない人間くさい部分も見て欲しいと話していた。

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 現行パッケージ最後のテストはやることが少ない? そんな中“山積み”だったNAKAJIMA RACINGの課題とは|SF合同/ルーキーテスト

次の記事 ”ガスリー・ルート”を辿れるか? スーパーフォーミュラ参戦のローソン「確実に可能」とF1への挑戦見据える

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

最新ニュース



フェラーリ、4戦連続表彰台ナシ。それでもバスール代表前向き「あと1回、SCなどがあれば今回は優勝を争えた」

F1

F1 F1

スペインGP

16 分前

フェラーリ、4戦連続表彰台ナシ。それでもバスール代表前向き「あと1回、SCなどがあれば今回は優勝を争えた」



フェルスタッペン、カート100人対決イベントで圧倒! F1王者の力をアマチュアに見せつけ「今から行くぞ」の追い抜き宣告も

General

Misc General 32 分前

フェルスタッペン、カート100人対決イベントで圧倒! F1王者の力をアマチュアに見せつけ「今から行くぞ」の追い抜き宣告も



人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」

F1

F1 F1

スペインGP

1 時間前

人生を楽しめていなかった……角田裕毅、キャリアで最も辛いレッドブルでの1年「だからこそ自分自身を深く見つめられた」



ピアストリ、不振の理由は”考えすぎ”? ノリスとの差は「まだ自然にドライブできていないから」とマクラーレン

F1

F1 F1

スペインGP

3 時間前

ピアストリ、不振の理由は”考えすぎ”? ノリスとの差は「まだ自然にドライブできていないから」とマクラーレン

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録