予選でクラッシュを喫した81号車DAISHIN GT-R、スタートに向け懸命な修復作業が続く
2020年のスーパー耐久第1戦富士24時間レース。ST-Xクラスではスタート前から波乱の様相。前日の予選でクラッシュを喫したGTNET MOTORSPORTSの#81 DAISHIN GT3 GT-Rは、今も修復作業が続いている。
#81 DAISHIN GT3 GT-R
吉田知弘
9月5日(土)15時にスタートを迎えるピレリ スーパー耐久シリーズ2020の第1戦「NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」だが、前日の予選でクラッシュを喫したGTNET MOTORSPORTSの#81 DAISHIN GT3 GT-Rは修復作業に追われている。
2018年、2019年ともに富士24時間で総合優勝を飾ったGTNET MOTORSPORTSはTeam DAISHINとコラボレーションし2020年大会に参戦。予選では総合4番手につけ、3連覇に向けてまずまずのスタートを切ったかに思われた。
ところが、その後に行なわれたDドライバーの予選中、1コーナーの手前で右フロントホイールが脱落するアクシデントが発生。十分に減速しないままリヤからタイヤバリヤにクラッシュした。マシンに乗り込んでいた藤波清斗は自力で脱出し無事だったが、マシンは右フロント部分に加えてリヤ部分にも大きなダメージを負った。
その損傷具合は思った以上に酷かったようで、チームスタッフは徹夜で修復作業にあたり、5日(土)の午前9時にようやくボディカウルが装着されるという状況だった。しかし、走行するための確認作業を強いられている状況で、午前10時10分~10時40分までのウォームアップ走行でコースインを果たすことができなかった。
ピットガレージでは現在も慌ただしくスタッフがマシンを取り囲んでいるが、スターティンググリッドに並んでレーススタートを切るべく、誰ひとり諦めずに作業を続けている。
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