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山下健太「途中からこれはいけると思った」井口卓人「ビックリしているのが本音」【スーパーGT開幕戦岡山:予選PP記者会見】

岡山国際サーキットで行なわれたスーパーGT開幕戦の予選。ポールポジション会見で語られたドライバーたちのコメントを紹介。

予選記者会見

写真:: Motorsport.com / Japan

 2022年スーパーGT開幕戦岡山の予選では、GT500クラスは14号車ENEOS X PRIME GR Supra、GT300クラスは61号車SUBARU BRZ R&D SPORTがポールポジションを獲得。それぞれのドライバーが記者会見に登場し、次のように語った。


■14号車ENEOS X PRIME GR Supra

ーー予選の振り返り

山下健太「今年は開幕前のテストから非常に好調で、公式練習でも上位でした。自分のQ1は3番手であまり速くはなかったですけど、クルマの調子は良く、もしかしたら大嶋先輩がポール獲ってきてくれるかなと思っていたんですけど、見ていたらすごいタイムが速くて、途中からこれはいけるんじゃないかと思いました。本当に大嶋先輩に感謝しています。去年の岡山でのレースは非常に苦しいレースだったので、ああいうのはもう嫌です(笑)。逃げ切って勝てるように準備したいと思います」

大嶋和也「本当にここ数年、惜しいところでポールから遠ざかっていたので、久しぶりにポールを獲れてすごく嬉しく思っています。ROOKIE Racingは新しいガレージもできて、人材的にもかなり補強してもらって、去年に比べてチームもかなりレベルアップしていたので、非常に有意義なテストができていました。ミスがなければ当然この位置に来られるだろうという自信は持って今回臨んできていた。クルマのフィーリングはすごく良くて、多少アジャストしましたけど予選でも思い通りのクルマになってくれていたので、予選までの流れはほぼ完璧だったという印象です」

大嶋和也 Kazuya Ohsima、山下健太 Kenta Yamashita(#14 ENEOS X PRIME GR Supra)

大嶋和也 Kazuya Ohsima、山下健太 Kenta Yamashita(#14 ENEOS X PRIME GR Supra)

Photo by: Masahide Kamio

ーーROOKIE Racingの体制強化について

大嶋「チームスタッフがより働きやすくなるように、実戦で戦えるレベルになれるように、人に教える立場の人がその役割に集中できるようにですとか、それぞれが働きやすい環境を作り整えたということです。ただ人が増えたという訳ではないです。そして東條(力)エンジニアも統括エンジニアとして入ってくれました。彼はレースの経験や勘の鋭さに優れているので、そういった点でも非常に強いチームになったなと思っています」

ーー決勝レースに向けて

山下「明日はぶっちぎりでレースを勝ちたいとは思いますが、去年みたいな(バトルの多い)レースができれば、ファンの皆様にも楽しんでいただけると思うので、もし後ろから迫らせるようなレースになったら、楽しんでもらえるようなレースができるように頑張りたいと思います」

大嶋「特にこの岡山はファンとの距離がすごく近くて、応援してくれる姿も走りながらよく見られるので、しっかりとトップを走りながら、皆さんが応援に来てくれているところを力にして、気持ちよくレースができたらいいと思いますし、それを皆さんに楽しんでもらえればなと思います」

■61号車SUBARU BRZ R&D SPORT

ーー予選を振り返って

井口卓人「まさかと思っています。ビックリしているのが本音です。テストではが今日に至るまで思い通り走れない状況が多く、まさかここまで上手くまとめられるとは思っていなかったので、チームのここまでに向けた努力、ダンロップタイヤさんが今回チョイスしてくれたタイヤ、そして山内選手のQ2のアタックが素晴らしかったので、こういった結果になったと思います。去年の開幕戦ではQ1で落ちて山内選手につなぐことができなかったという苦い思い出もあるので、今回山内選手につなげたことを嬉しく思いますし、明日に向けてまた気持ちを引き締め直して頑張りたいです」

山内英輝「井口選手が言われた通り、練習では色々あって、なかなかタイムが出せませんでした。新しいエンジニアさんとしっかりコミュニケーション取って進めていった結果、このポールを獲れたことはすごく嬉しいです。苦戦していた中で、この感覚が本当に正しいかどうかが不安でしたが、やっぱり正しかったということを証明できて嬉しいです」

井口 卓人 Takuto Iguchi, 山内 英輝 Hideki Yamauchi, #61 SUBARU BRZ R&D SPORT

井口 卓人 Takuto Iguchi, 山内 英輝 Hideki Yamauchi, #61 SUBARU BRZ R&D SPORT

Photo by: Masahide Kamio

ーースバルがテストで苦しんでいたように見えたのは、“三味線を弾いていた”から?

山内「楽器持ってないので弾けないですね(笑)」

井口「スバルはいつも、全開で取り組むことしか考えていないので、三味線は弾けないです」

ーーそれは冗談として、あの状況からここまで持ってくるには、どの辺りが大きく改善したのか?

井口「進化させるために色々と取り組んできたものがありましたが、結果的には完璧に合わせ込むことができませんでした。最終的にこの開幕戦に向けては、おおよそ去年の状態、去年良かった状態に戻した中で、タイヤ選択がものすごく良い方向にいったため、こういった結果になったのかなと思います。(ーー取り組んでいたものとは?)ECUを変えて、それの合わせ込みが全然上手くいっていなかったので、それを戻しました」

山内「あとはダンロップさんが、すごく良いコンパウンドの組み合わせを持ち込んでくれて、それがすごくうまくいきました。多分96号車(K-tunes RC F GT3)も同じ状況だと思います

ーー決勝レースに向けて

井口「今日のお昼のピットウォークで、ファンの方々と触れ合うことはできませんでしたが、近くで顔を見て、日常が戻ってきたなと思い、ドライバーとしては気持ちが高ぶる状況になってきています。ここ数年は岡山で良い結果を出せていなくて、速いBRZを見せられてないので、今年こそは速くてカッコいいBRZをお見せしたいと思います」

山内「つい先日、自民党のモータースポーツ議員連盟の総会がありました。僕はスバルファンの皆様の声援に答えたいという気持ちで一生懸命頑張っていましたが、坂東さん(坂東正明GTA代表)がスーパーGTを盛り上げていきたいという想いを強く、気持ちを乗せて喋っていたのがすごく印象的でした。レース自体を盛り上げていけるように、僕自身も頑張っていきたいです。明日、スーパーGTを見て下さっている皆さんにたくさん気持ちが高ぶるようなレースを見せられるように、精一杯頑張ります」

 
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