スーパーGT 第2戦:富士

開幕戦の悔しさ晴らすQ1トップタイム! 小林利徠斗、“GT500の速い走らせ方”を2戦目にして会得か「大きく間違ってないんじゃないか」

スーパーGT第2戦富士の予選Q1でトップタイムをマークした小林利徠斗は、「GT500の走り方」を追い求める上で、2戦目にして迷いが少なくなってきたという。

戎井健一郎

公開日時: 2026/05/03 12:16

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#38 KeePer CERUMO GR Supra

#38 KeePer CERUMO GR Supra

写真:: Masahide Kamio

 スーパーGT開幕戦岡山でGT500デビュー戦ながら鮮烈な印象を残した38号車KeePer CERUMO GR Supraの小林利徠斗。2戦目となった富士戦では、さらに輝きを放った。

 GT500初年度にもかかわらず、前年タイトル争いを繰り広げたCERUMOのシートを射止めた小林は、開幕戦の予選Q1で3番手タイムをマークし、相方・大湯都史樹のポールポジション獲得に貢献した。決勝では大湯からトップでマシンを受け継いだが、絶対王者である36号車au TOM’S GR Supraの坪井翔に早々にオーバーテイクを許し、そこから引き離されるという悔しいレースを経験した。デビュー戦で2位は立派な結果だが、レース後の小林の声はいつも以上に沈んでいた。

 しかし今回の富士で、小林の言葉に張りが戻ってきた。彼は前回に引き続きQ1を担当すると、トップタイムをマーク。これ以上ない仕事をしたと言える。

「前回も、Q1で3番手だった時点ではそんなに暗くはなかったんですけど……大湯選手がポールを獲ったクルマで3番手かと。クルマのポテンシャルを出しきれてないというところがありましたね」

 開幕戦の予選をそう振り返る小林。38号車は公式練習の走り出しから好調だったが、その車両のポテンシャルをしっかり引き出せたことに満足感があるという。

「もちろん、クルマを作りにいく力も必要ですし、そこはこれからもっと成長すべき点です。ただ、クルマのポテンシャルを出し切るという意味で、トップを獲れたことはひとまず良かったんじゃないかと思います」

「(GT500は)本当に速くて上手なドライバーしかいない中で、車の調子も良かったとはいえ、ひとつ結果にも繋げることができたのは嬉しかったです」

 そして小林にとって何よりの収穫は、GT500車両に必要なドライビングについて、手応えを掴み始めているということ。走る車両に合わせて自らのドライビングスタイルを調整しているというが、“GT500仕様”の走らせ方についても、この2戦で見えてきている部分があるという。

「前回よりは、GT500のクルマに対する走り方にいくらか確証を得たというか……そんなに大きく間違っていないんじゃないかというところで臨めました」

「自分の考えている“速い走り方”が合っているかどうか分からないと不安材料になります。クルマによって速い走らせ方も違いますからね。前回は結果には繋がらなかったですが、(走らせ方が)大きく外れているところにはいないなと思ったので、今回そこからもう少し詰めていくことができました」

 “運転”をこよなく愛する、走りの求道者的な一面も持つ小林。翌日に迎える決勝レースで、どんなパフォーマンスができれば自分自身満足できるのか? そんな問いを投げかけてみると、実は個人的にしっかりとした評価指標が存在するのだと明かした。

「言葉にするとなかなか難しいような指標の作り方を、僕の中ではしています」

「簡単に言えば、クルマのポテンシャルに合った走りがちゃんとできるかどうかが中心です。あとはレースの中で判断ミスがなかったかどうかや、どういうミスだったのか、それはやむを得なかったのか……。そういう自己評価はGT以外でもしていますね」

 決勝レースは4番グリッドからスタートする大湯、小林組。20歳の小林は2戦目を終え、どのような“自己採点”をするのだろうか?

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」

次の記事 予選で全車Q1突破も、結果は5〜9番手のホンダ・プレリュード勢。Q2のコンディションにマッチしきれず「決勝はタイヤをうまく使いこなして上位を」

More from

戎井健一郎



グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 2 日前

グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう



次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

WEC

WEC

Fuji

3 日前

次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」



DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

スーパーGT

スーパーGT

第6戦:SUGO

9 日前

DENSO SARD、SUGO戦は今年も勝利まであと一歩届かず。「燃料の問題がなければ、優勝争いできたはず」とフェネストラズ

最新ニュース



トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」

WEC

WEC WEC

Fuji

9 時間前

トヨタ、ハース離脱のエステバン・オコンのWEC起用を否定「現ラインアップの調和を損ないたくない」



マルケス、オーストリアで一見不機嫌だったのは「体力節約のため」日本以降全コース攻めの姿勢

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

9 時間前

マルケス、オーストリアで一見不機嫌だったのは「体力節約のため」日本以降全コース攻めの姿勢



LCRのザルコ&モレイラ、日本のスポンサー訪問し激励受ける「トップ5が目標」「週末を楽しみたい」

MotoGP

MGP MotoGP

日本GP

10 時間前

LCRのザルコ&モレイラ、日本のスポンサー訪問し激励受ける「トップ5が目標」「週末を楽しみたい」



ブリヂストン、新時代迎えるフォーミュラEで使用するタイヤをローマで初公開

フォーミュラE

FE フォーミュラE 10 時間前

ブリヂストン、新時代迎えるフォーミュラEで使用するタイヤをローマで初公開

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録