ルーキー小林利徠斗、試練の1日。痛恨の追突で「相手のレースを潰してしまった。本当に申し訳ないです」——CERUMOはリタイア
スーパーGT第2戦のレース序盤で、自身のドライビングエラーによって他車に追突してしまった小林利徠斗。チームのリタイアに繋がっただけでなく、相手のレースにも悪影響を与えてしまったことに反省しきりだった。
写真:: Masahide Kamio
富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第2戦。予選Q1トップタイムで話題をさらったルーキー小林利徠斗は、翌日の決勝レースで手痛い洗礼を受けた。
昨年のランキング上位のCERUMOから今年GT500デビューを果たした小林は、開幕戦岡山の予選Q1で3番手タイムをマーク。相方の大湯都史樹がQ2で躍動したことでポールポジションから決勝を迎えた38号車KeePer CERUMO GR Supraは、優勝こそ36号車au TOM’S GR Supraに譲ったが、幸先の良い2位フィニッシュを飾った。その好調さは、続く富士での第2戦でも続いていた。
予選Q1では小林が最速タイムをマーク。Q2でも大湯が4番手に入り、グリッド2列目から3時間レースをスタートした。最初にステアリングを握るのは小林だ。
小林は3番手を走る23号車MOTUL Niterra Zの高星明誠に追い付き、オーバーテイクの機会を狙っていた。そして14周目の最終コーナー、イン側からZを攻略しにかかったが、挙動を乱して追突。スピンした高星は再始動に成功したものの、これで10秒前後ロスしてしまい、右リヤにも若干の違和感を感じた状態での走行を強いられたという。
#38 KeePer CERUMO GR Supra
写真: Masahide Kamio
この接触でCERUMOはドライブスルーペナルティを受けてしまい、順位を落とした。それでも大湯に代わったレース後半では事実上の5番手を走行するも、23号車NISMOとの接触があったフロント部分のダメージが深刻化していき、ペースダウン。ピットに入って応急処置を試みたが、そのままガレージにマシンを納めてしまった。
38号車は序盤から快調なペースで走っていただけに痛すぎる接触となってしまったが、小林は当時の状況を次のように説明した。
「ペースはスタート直後から非常に良くて、どんどん前に仕掛けにいける状況でしたが、その途中ブレーキで姿勢が乱れて接触してしまったので、そこは本当に申し訳ないです」
小林曰く、接触後もマシンのフィーリングは良く、若干の違和感はありながらもペースには問題がなかったという。ただ小さかった“傷口”が、徐々に広がっていってしまった形だ。
「単独で(ミス)する分にはまだというか……接触して相手のレースを潰してしまっているので、本当にいけないことです」と反省しきりの小林。次戦も富士でのレースとなるが、「無事にレースを終えるために最大限努力したいです」と語った。
写真: Masahide Kamio
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