クラフトスポーツ、スーパーGT日産陣営3号車へのスポンサードを終了へ。GT-R専門店によるZへのロゴ掲示は1シーズン限りに
CRAFTSPORTSは、2022年度をもってスーパーGT日産陣営のNDDP RACINGへのスポンサードを終了することを明らかにした。

CRAFTSPORTSはYouTubeチャンネルの動画の中で、スーパーGT・GT500クラスに参戦するNDDP RACINGへのスポンサードを2022年度限りで終了することを明らかにした。
CRAFTSPORTSは群馬県・前橋市に拠点を構える高崎自動車販売株式会社が展開する日産『GT-R』の専門店。彼らは日産陣営がGT-RでGT500クラスに参戦していた時代からスポンサー活動を開始した。
2016年から2シーズンはMOLAをスポンサードし、46号車S Road CRAFTSPORTS GT-Rとして参戦した。そして2018年からはNDDP RACINGと提携し、3号車CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rとして参戦を続けた。

#3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R
Photo by: Masahide Kamio
そして2022年からは日産陣営の車両がZ GT500にスイッチされたが、CRAFTSPORTSはNDDP RACINGの3号車への支援を継続した。またこの年から3号車はメンテナンスがニスモに変更となり、23号車との実質的な2台体制に。それを象徴するかのようにカラーリングも白から赤に変更された。
“CRAFTSPORTS MOTUL Z”として心機一転、新しいシーズンを迎えたNDDP RACINGは、千代勝正と高星明誠のコンビが2勝を挙げてランキング2位を獲得するなど飛躍の1年を送った。しかしCRAFTSPORTSはこの2022年シーズンをもってスーパーGTでのスポンサー活動に区切りを付ける形となった。
そもそも、GT-R専門店であるCRAFTSPORTSがなぜZのスポンサーに就いたのか? これについて高崎自動車販売の古澤保彦社長は動画の中で、GT-R最終年の2021年シーズンが終了した時点ではスポンサー継続の話は出ていなかったものの、2022年の開幕前、同社のある前橋に出向いたニスモから「もう1年やってみませんか?」との直談判があったため、そのオファーを了承したというのが事の経緯だと説明した。
また今後の活動については詳細を語らなかった古澤社長だが、「レース活動はやっていて楽しいですし、他にも例えばオートサロンに行ってみようだとか、今後も色々なチャレンジができると思います」とコメント。日本のファンのみならず、GT-Rを愛する世界中のファンに訴求していけるような活動を展開していきたいと話した。
なおNDDP RACINGは2023年も千代と高星のコンビを継続することを発表済み。ただメインスポンサーの名前が入る車両名はカラーリングなどはまだ発表されていない。
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