新型コロナ対策に追われる各チーム、オリジナルマスクも多数登場
2020スーパーGT第1戦が行なわれている富士スピードウェイでは、各チームがマスクの着用や三密回避のためにピット内で様々な工夫を凝らしている。

富士スピードウェイで開幕した2020年のスーパーGT第1戦。現場では各チームやメーカー、関係者らが新型コロナウイルス感染防止対策を徹底するために様々な対応に追われている。
今回の開幕戦を迎えるにあたり、スーパーGTを運営するGTアソシエイションは感染防止のためのロードマップおよびガイドラインを策定。特に入場する全関係者の健康状態に関しては2週間前から毎日の検温結果をはじめとする健康状態の提出が求められるほか、各チームで“健康管理者”を設定し、万が一の場合でも迅速に関係各所への情報共有等ができるような仕組みがとられている。
またサーキットの現場でもマスクやフェイスシールドの着用、ソーシャルディスタンスの確保、アルコール消毒液を使った手指消毒など様々な感染防止対策が各チームのピット内でも講じられている。
なかでも注目を集めているのがマスク。この開幕戦に向けて大半のチームが自チームのロゴやスポンサーロゴが入った“オリジナルマスク”を用意しているのが印象的だったほか、それぞれのチームのカラーリングに合わせたマスクを用意しているところもあった。
それ以外にも各チームごとで様々な感染防止対策をしているのだが、なかでも徹底しているのがつちやエンジニアリングだ。ピット裏のテントには「訪問者エリア」を設置し、取材や打ち合わせに訪れた人は、ここで消毒をしっかり行なうようにしている。またピットガレージ内もフォトグラファー撮影エリアを設け、ドライバーやメカニックに接近しないような対策も施されているほか、タイヤメーカーのエンジニアとのミーティングの際は飛沫対策でビニールカーテンを使用している。
この他にも各チームが細心の注意を払って新型コロナウイルスの感染防止に努めながらレースに臨んでいる。
Additional reporting by Masahide Kamio
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