“脱・脱毛”。スーパーGT・GT300で愛されるNILZZ Racingの新車両名が『健康GT-R』となった理由
今シーズンから『健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R』という車両名となったNILZZ Racing。“脱毛GT-R”から脱却した経緯を聞いた。
写真:: Masahide Kamio
スーパーGT・GT300クラスに参戦するNILZZ Racing。独特なネーミングを冠した日産GT-R NISMO GT3でファンから親しまれる同チームは、今年も新たな車両名で話題となった。
以前はチームスポンサーのFUE植毛センター(アーツ銀座クリニック)にちなんで、『植毛 GT-R』と呼ばれていたNILZZ Racingの48号車(当初はDIJON Racing名義)。しかし2024年には車両名を『“脱毛”ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R』に変更。これはアーツ銀座クリニックが医療脱毛を手がけていること、そしてチームがマンネリ打破のために話題性のあるネーミングに変更しようと考えたことが背景にあった。
それから2年が経ち、2026年シーズンを戦う48号車は『健康ケーズフロンティアWMニルズGT-R』となった。なぜ“脱毛”から“健康”にたどり着いたのか……? 井上恵一代表に尋ねた。
まず今季のNILZZ Racingは、植毛・脱毛を手掛けるアーツ銀座クリニックがスポンサーから外れている。このスポンサー変更も契機に、「飽きてきていた」という“脱毛”のネーミングから脱却する方向で、次なる名称をチームで話し合ったとのこと。その中で、「みんなの健康を願って、“健康GT-R”に」というアイデアが出たのだという。どうやらチームの中でも、健康の大切さを実感する出来事もあったようだ。
そんな想いのこもった健康GT-Rを走らせるのは、お馴染みのジェントルマンドライバー井田太陽に加え、若手のジェームス・プルと藤原大暉。プルと藤原は公式テストでも好タイムを記録しており、既に活きの良い走りを見せている。「勢いはあると思いますし、26歳のふたりで切磋琢磨してもらえればと。井田さんは見守る立場になると言っていますので(笑)」と井上代表は言う。
NILZZ Racingはプロアマチームということもあり、これまでも基本的には着実に完走してチームポイントを稼ぐことを目指してきたが、今季は予選など随所でインパクトを見せてくれるかもしれない。
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