スーパーGT、新燃料“カーボンニュートラルフューエル”を試験導入へ。2023年の本格使用目指す

スーパーGTは、化石燃料を使用しない燃料『カーボンニュートラルフューエル』をシーズンオフのテストで試験導入することを明らかにした。

スーパーGT、新燃料“カーボンニュートラルフューエル”を試験導入へ。2023年の本格使用目指す

 スーパーGT第6戦オートポリスの決勝日、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイション(GTA)の坂東正明会長による定例記者会見が行なわれた。その中で坂東会長は、新燃料の導入計画について明らかにした。

 これまで坂東会長は、スーパーGTにおけるカーボンニュートラル等の持続可能性推進について度々言及しており、化石燃料を使用しない燃料の導入を検討していると語っていた。

 この燃料の呼称に関しては『eフューエル』『バイオeフューエル』などと呼ばれていたが、この度坂東代表はその呼称を『カーボンニュートラルフューエル』に統合するとして、シーズンオフのテストから試験導入する予定であると明らかにした。

 このカーボンニュートラルフューエルに関しては、既にトヨタとホンダがGT500クラスのエンジンを使ってベンチテストを実施しているという。またその結果を見る限り、新燃料になることでの出力低下なども調整可能な範囲であり「それほど大きな対応をしなくとも使える」というのが坂東会長の所感のようだ。

 そして計画では、2021年の12月中にサプライヤーの選定を完了させ、シーズンオフのGT500メーカーテストで使用するとのこと。そして2023年シーズンに全車が使用することを目指すことになるが、坂東会長としては可能であればその計画を早めることもあり得るようだ。

 坂東会長は次のように語った。

「待っているつもりはありません。一応2023年の導入で考えていますが、きちんとできることが確認できれば、早く導入する可能性もあります」

 またGTAとしては、レース距離を300kmから350km程度に増加させながら、現行と同じエンジン基数制限、タイヤ持ち込み本数を維持することで、さらに環境に優しいシリーズとしていく構想もあるという。引き続き今後の動向にも注目が集まる。

 

Read Also:

シェア
コメント
【スーパーGT】BoPに苦しんできた31号車プリウスが今季初PP。ハイブリッド面の改善で光明が見えた?
前の記事

【スーパーGT】BoPに苦しんできた31号車プリウスが今季初PP。ハイブリッド面の改善で光明が見えた?

次の記事

【スーパーGT】14号車ENEOS、70kgのサクセスウエイト跳ね除け驚異の予選2番手。決勝はペナルティ抱えるも「入賞に届くはず」

【スーパーGT】14号車ENEOS、70kgのサクセスウエイト跳ね除け驚異の予選2番手。決勝はペナルティ抱えるも「入賞に届くはず」
コメントを読み込む