星野一樹が今季限りでのスーパーGT引退を発表。GT300で2度の王座「“星野一義”にはなれなかったが、皆様のおかげで続けてこれた」

スーパーGTのGT300クラスに、10号車GAINER TANAX with IMPUL GT-Rのドライバーとして参戦する星野一樹は、今シーズン限りで同シリーズから引退することを発表した。

星野一樹が今季限りでのスーパーGT引退を発表。GT300で2度の王座「“星野一義”にはなれなかったが、皆様のおかげで続けてこれた」

 レーシングドライバーの星野一樹が、2021年シーズンを最後にスーパーGTから引退することを発表した。

 『日本一速い男』と呼ばれた日本レース界のレジェンド、星野一義氏を父に持つ星野は、22歳からカートを始め、2003年にはGT300のTEAM DAISHINから全日本GT選手権(現スーパーGT)への参戦をスタートさせた。

 2006年には父が監督を務めるTEAM IMPULから国内最高峰カテゴリーのフォーミュラ・ニッポン(現スーパーフォーミュラ)、GT500にステップアップするも、その後は主にGT300を主戦場として活躍。2008年にはMOLAで、2010年にはHASEMI MOTOR SPORTで日産フェアレディZを駆り、GT300クラスのチャンピオンに輝いた。

 近年はNDDP RACINGやGAINERで日産GT-R NISMO GT3をドライブしていた星野は、9月7日に自身のSNSに【ご報告】と題した文書を投稿し、今季限りでスーパーGTのドライバーを引退することを明らかにした。

「今シーズンを最後に、スーパーGTのドライバーを降りることを決断しました事を、ご報告致します」

 文書にはそう記されている。

「2003年に全日本GT選手権(現スーパーGT)にデビューしてからここまで、19シーズンも戦ってこられた事は、皆様の応援無くして成し得ませんでした。心より感謝申し上げます」

「自分は『星野一義』にはなれませんでしたが、22歳からカートを始め、皆様のサポートのおかげでここまで続けてくる事ができました」

「自分が、これほどまでに幸せなドライバー人生を送れたのは、ここまで育てて頂いたニッサン・ニスモをはじめ、スポンサー各位様、在籍させて頂いた全てのチーム関係者の皆様、各先輩方、チームメイトの仲間、良きライバル達、GTA・スーパーGTに関わる全ての関係者の皆様、そしてファンの皆様のご支援のおかげです! 改めて、感謝申し上げます」

 このように、関係者に対する感謝の念を述べた星野。引退の理由としては「様々な理由があるが、ここ数年ずっと考えてきた」として、シーズン終了後ではなく決断したタイミングで発表し、関係者に感謝の気持ちを伝えた上で、その気持ちと共に残りのシーズンを戦いたいという想いがあったようだ。

 星野は、全ての力を出し切って悔いのないシーズンにしたいとして、こう締めくくった。

「もちろんスーパーGTを降りることに寂しい気持ちもありますが、これで終わりではありません。いちレース人として、ニスモの一員として、またインパルの一員として、大きな挑戦はまだまだ続きます。これからの新しい挑戦を、また見守っていただけたら嬉しいです」

「最後に、今シーズンはまだ残り4戦あります。ここまで厳しい戦いが続いていますが、全身全霊!! 全てを出し切って、とにかく悔いのないシーズンで終わりたいです。GAINERの皆さんと(石川)京侍と必ず表彰台へ! 全力で頑張ります!!」

 

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