4号車グッドスマイル、首位走行中にまさかのパンク。富士戦は“千載一遇”のチャンスだった?

スーパーGT第4戦で首位走行中のタイヤトラブルに見舞われた4号車グッドスマイル 初音ミク AMG。片岡龍也は、富士戦は他のラウンド以上に勝機があると感じていただけに悔しいと語った。

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 富士スピードウェイで行なわれたスーパーGT第4戦。GT300クラスは首位を走行するマシンに次々トラブルが降りかかる展開となったが、一番最後に“魔の手”にかかってしまったのは4号車グッドスマイル 初音ミク AMGだった。

 予選で3番手を獲得した4号車はレース序盤から常に上位を走行。61号車SUBARU BRZ R&D SPORTを抜いて2番手に上がると、65号車LEON PYRAMID AMGがトラブルに見舞われてからはレースをリードする存在となった。

 しかし、99周のレースも残り15周となった時、4号車の左フロントタイヤがパンク。エアの抜けたタイヤで力なくピットに戻った片岡龍也はタイヤを交換してコースに戻ったものの、13位に終わった。

「基本的には何の前兆もなく、1コーナーでブレーキを踏んだ瞬間に左フロントがパンクしてしまいました。パンクも『バーン』というよりは『プシュー』と空気が一気に抜けてしまった感じです」

 片岡はそう振り返る。

「(原因は)デブリなのか、もしくはタイヤの構造が壊れたのか……ただファーストスティントもセカンドスティントも同じタイヤで走っているので、実績はある訳ですよね。使用条件なのか温度なのか、物を踏んだのか……分かりません」

「あの時点ではレースペースをコントロールして走れていたので、そこまでタイヤを目一杯使って走っていた訳ではありません。レースはコントロール下におけていました。前触れのないパンクだったので悔しいですね」

 結果はノーポイントに終わったものの、4号車は今週末を通して常に上位で争うパフォーマンスを見せ、2017年以来となる優勝にあと一歩まで迫った。そのため今後もチャンスはあるのではないかと問うと、片岡は「ないですね」とキッパリ。富士戦は性能調整(BoP)が緩和されたこともあり、数少ないチャンスであっただけに悔しいと語った。

「BoPに関しては富士戦だけエアリストリクター径が2x36mmで、勝てるかどうかは別として上位でレースができる手応えがあります。ただ鈴鹿戦やもてぎ戦では2x34.5mmで、これだとJAF(GT300規定の車両)よりストレートが遅くなっちゃうので正直ノーチャンス。正直今回はすごくチャンスだったので、そこで勝てなかったのはすごく悔しいです」

「今回の悔しさを晴らせる機会がどこかで来てほしいと思います。BoPもちょくちょく見直されているので、どこかでチャンスが来た時に取りこぼさないようにしたいです」

 
 
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