スーパーGT 第5戦:鈴鹿

鈴鹿予選で好調の日産Z、今季初勝利なるか? 3号車NDDPニスモもレースペース改善傾向「自信を持っていける」

スーパーGT第5戦鈴鹿で上位に食い込んだ日産陣営。3号車Niterra MOTUL Zの佐々木大樹は、課題となっていたロングランも改善できているとして、決勝レースに向けても自信をのぞかせた。

戎井健一郎

編集: 2025/08/23 12:10

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

#3 Niterra MOTUL Z

#3 Niterra MOTUL Z

写真:: Masahide Kamio

 鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーGT第5戦は、ランキング上位につけるトヨタ勢が軒並みサクセスウエイトを多く積んでおり、ホンダ勢、日産勢にとっては今季初優勝のチャンスとなっている。その中で日産勢は、ポールポジションこそウエイト0kgの16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GTに譲ったが、2〜5番手を占めて4台全てが上位グリッドにつけた。

 今季の日産勢は、ここまでTEAM IMPULが3位表彰台を1回獲得したのみ。特にNISMOの2台は例年と比べると苦しい前半戦となっていた。日産陣営の木賀新一総監督は第4戦富士の際、今季のZはパフォーマンスを出せるセットアップの領域が狭いナーバスなマシンになっていると明かしていた。

 NISMOの23号車MOTUL AUTECH Zのドライバーである高星明誠も同じく富士の際、十分なダウンフォースを感じられないのが今季一番の課題となっていると話していた。チームによると、23号車はコンマ1ミリ単位の調整でパフォーマンスに影響が出る紙一重なセットアップで走っている様子。Zは鈴鹿で車体の底から一際大きな火花を散らして走っていると言われるが、それも“攻めた”セットアップの副産物なのかもしれない。

 そんな中で今回、23号車は予選2番手を獲得。ただ、23号車はGT500で4番目に搭載ウエイトが少ないという要素もあるため、チームとしてはセットアップが完璧にハマったという感触があるわけではなく、「ウエイトの要素半分、セットアップの要素半分」といった認識のようだ。

 そして3番手に入ったのが同じくNISMOの一角、NISMO NDDPの3号車Niterra MOTUL Zだ。彼らが抱えていた問題は、23号車とはまた違ったものだった。前半戦では予選では上位に食い込めても、ロングランになると順位を落としてしまうという課題があった。

 しかしドライバーの佐々木大樹によると、そんな傾向も改善されつつあるという。彼は次のように語る。

「3号車は予選の一発は出せていましたが、どちらかというとロングランの時のクルマのバランスが課題でした」

「ただ、この前の富士戦(第4戦)では、トヨタさんやホンダさん(の中で同じブリヂストンタイヤを履くチーム)のチョイスも参考にして、タイヤチョイスを一新しました。その結果ロングランでもそれなりに速かったので、クルマとしては仕上がってきているのかなと思います」

 開幕前には、ロングランペースに重点的に取り組んできたと話していた佐々木。しかし蓋を開けてみれば、開幕から選んでいたタイヤの方向性とうまくマッチングしなかった。5月の第2戦富士の時点では課題が明確になっていたが、その時点で6月末の第3戦セパンの持ち込みタイヤ選択が終わってしまっていたことも、苦戦を長引かせた。

 第4戦から決勝ペース改善の兆しがある3号車。明日のレースに向けては期待の持てるタイヤを選べているようで、佐々木は自信をのぞかせた。

「16号車も23号車も、同じBS勢とはいえタイヤも違います。自分たちは決勝に強いだろうと思われるタイヤを選べているとは思っています」

「もちろん、蓋を開けてみないと分からない部分はあります。路面も再舗装されたりしていますからね。でも自分たちは(決勝に向けて)自信を持っていけると思うので、明日は優勝できるように頑張ります」

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 ポールポジションにBRZが帰ってきた! 決勝は”全周集中”……山内&井口「ファンのみんなと、決勝後も喜びを分かち合いたい」

次の記事 王座争いに食らいつきたいGT500ホンダ陣営、鈴鹿で今季初ポール獲得。“燃リス”入ったSTANLEYの善戦も「ヒントになる」

More from

戎井健一郎



2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 5 日前

2連続ポールの秘訣は“グランツーリスモ走り”だった? イゴール・オオムラ・フラガに聞く、SF富士で見せた他とは違うシフトチェンジ



GR GT3がついに実戦登場! TEAM ENEOS ROOKIE、スーパーGTもてぎ大会でGR GT3 conceptを特認オープン参加へ

スーパーGT

スーパーGT

news

6 日前

GR GT3がついに実戦登場! TEAM ENEOS ROOKIE、スーパーGTもてぎ大会でGR GT3 conceptを特認オープン参加へ



SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」

SFライツ

SFライツ 10 日前

SFライツ参戦終了のトムス、次なる野望にFIA F3、FIA F2を挙げる「ワールドスタンダードなレース活動をしたい」

最新ニュース



2歩進んで1歩下がる……苦しい現状のマクラーレンにとって「今が大事な時期」とピアストリ

F1

F1 F1

メキシコシティGP

3 時間前

2歩進んで1歩下がる……苦しい現状のマクラーレンにとって「今が大事な時期」とピアストリ



MotoGP、ヤマハのカタールGP欠場は「遺憾に思う」ペナルティの可能性も警告。一方で他チームは参戦確認とも強調

MotoGP

MGP MotoGP

マレーシアGP

4 時間前

MotoGP、ヤマハのカタールGP欠場は「遺憾に思う」ペナルティの可能性も警告。一方で他チームは参戦確認とも強調



ピアストリ、まさかのQ2敗退はタイヤが原因?「グリップがまったくなかった。決勝の追い上げは難しい」

F1

F1 F1

メキシコシティGP

4 時間前

ピアストリ、まさかのQ2敗退はタイヤが原因?「グリップがまったくなかった。決勝の追い上げは難しい」



ヤマハ、MotoGPカタールGPを欠場。緊迫する中東情勢を考慮し独自の決断

MotoGP

MGP MotoGP

マレーシアGP

4 時間前

ヤマハ、MotoGPカタールGPを欠場。緊迫する中東情勢を考慮し独自の決断

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録