本山哲、スーパーGTに復帰。Team LeMansとタッグを組み、GT300に挑む
本山哲がTeam LeMans with MOTOYAMA RacingのAudi(アウディ)R8 LMSを駆り、スーパーGT(GT300クラス)に参戦することが決まった。チームメイトは片山義章が務める。
スーパーGTやフォーミュラ・ニッポンで数々の実績を残してきた本山哲が、スーパーGTに復帰することが決まった。
本山哲は昨年末にはフォーミュラ・リージョナル・ジャパンやスーパーフォーミュラ・ライツにスポット参戦。2021年はスーパーGTに復帰することが正式に発表された。
本山はGT300クラスにエントリーする自身とTeam LeMansのジョイントプロジェクト”Team LeMans with MOTOYAMA Racing”のドライバーとして、片山義章とタッグを組む。走らせるマシンはAudi R8 LMSとなる。
なお本山は、ドライバーを務めると共にチームのゼネラルマネージャーも兼任するという。
「自分にとって新たなチャレンジに興奮しています。まず、これまでの関係を維持しながらも、今回の新たなチャレンジにご理解をいただき暖かく見守ってくださるニッサン・モータースポーツ・インターナショナル株式会社様に感謝いたします」
本山はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。
「そして一緒に戦っていくTeam LeMansのスタッフ全員の熱い気持ちに励まされました。自分自身、応援してくださる方々のためにレーシングドライバーとして燃え尽きるまで走りたいという欲求に突き動かされ、今日のこの日を迎えました」
「チームメイトの片山義章選手とは彼がF3を走らせている頃からコミュニケーションをとっており、十分なポテンシャルを持った若手ドライバーのひとりです。まだ経験の浅い片山義章選手と一緒にレースを戦うことで、彼が自分を超えるドライバーへと成長してくれることも楽しみですし、一日も早く、一緒に表彰台の中央に立つ日が来ることを願っています」
「こうしてまたスーパーGTの舞台に戻れるのも、僕をサポートしてくれるファン皆さんやスポンサーの方々、そしてチームの皆さんのおかげだと、心より感謝しています。 今シーズンも皆さん、応援よろしくお願いします」
またチームメイトの片山は、「帝王のチームメイトになるのは少し緊張」としながらも、次のようにコメントしている。
「今回、まさしく帝王と呼ばれる本山哲選手のチームメイトとして一緒に走れることになり、少し緊張するとともに、自分にとって、とても素晴らしいチャンスだと思います。本山哲選手からレースに関するいろいろなことを学ばせてもらい、自分をスキルアップすることが楽しみで仕方ありません」
「自分にとって初めてのSUPER GT参戦ですが、周囲のベテランの方々の胸をお借りして勉強させて頂く所存です。本山哲選手と共に表彰台の中央に立つことが、まずは最大の目標だと思います」
またTeam LeMansの太田雅文代表も次のように語る。
「我々チームルマンにとって、ベテランの本山哲選手とルーキー片山義章選手が組んでレースをするという形は理想的だと思います。Audi R8 LMSに関しては、 昨年のAudi Team Hitotsuyamaとのジョイントプログラムで多く経験させていただきましたし、今年も両社が強く繋がっていきます。2月に到着予定のニューマシンのポテンシャルにも期待しています」
「本山哲選手とは、1998年に彼にとって初めてのフォーミュラ・ニッポン選手権チャンピオンを一緒に獲得した歴史もあり、再びこうして一緒に戦えることを誇りに思っています」
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