チーム・サード、スーパーGT富士の一件に関して声明を発表。再発防止を誓う
スーパーGTの第2戦富士450kmレースの決勝レースで起きた事故について、TGR TEAM SARDが声明を発表。事故の調査分析と検証、再発防止と改善を行なっていくことを宣言した。
TGR TEAM SARDが、スーパーGT第2戦での事案について、声明を発表。事故の調査分析と検証、再発防止と改善を行なっていくとした。
富士スピードウェイで行なわれたスーパーGTの第2戦、事故はメインストレートで起きた。先頭に立っていた#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraを#3 CRAFTSPORTS MOTUL Zが追う展開。しかし39号車サードの前にはスローダウンしたGT300クラスのマシンがいた。39号車がこれを避けたが、3号車は進路を変更したものの避けきれず、GT300のマシンのリヤに接触しつつコントロールを失い、コース左側のガードレールに激突して大破。これでレースは赤旗中断となった。
幸いにも3号車CRAFTSPORTSのドライバーだった高星明誠は無傷だったが、病院に搬送されて精密検査を受け、ひと晩入院したのちに退院している。
この件についてTGR TEAM SARDは、近藤尚史代表と脇阪寿一監督の連名で声明を発表した。
以下が声明の全文である。
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5月4日開催:SUPER GT第2戦「FUJI GT 450km RACE」において、私どもチームの車両とのトップ争いの中で起きてしまった59周目ホームストレートでの事故に関しまして、まずは高星明誠選手が無事に退院されたという報に接し心から安堵し、一日も早くご回復なさいますよう心よりお祈り申し上げます。あれほどの事故にも関わらず、高星明誠選手が大事に至らずに無事であったこと、観客の皆様を始めオフィシャルの皆様や他のドライバー含む関係者の皆様など、あの場所にいたすべての方々に大きな怪我をされた方がいなかったことが本当に幸いでした。飛び散った破片で怪我をされた方がおられるとのことで早期の回復を祈念いたします。さらに、この事故を見聞きして衝撃を受けられた子供達を始め、すべての方々に心よりお詫び申し上げます。
私どものチーム車両が関係することで起きてしまった事故に関しまして、各方面から様々なご意見をいただいております。ひとつひとつを真摯にしっかりと受け止めて、ドライバーを含むチーム全員で至らなかった点をしっかりと考え深く反省・改善します。今後この様な事故が起きない様に関係者とともに事故の調査分析と検証、再発防止と改善に取り組んで参ります。
TGR TEAM SARD
代表:近藤 尚史
監督:脇阪 寿一
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