WEC

ウクライナ危機を踏まえ、ル・マン24時間レースとWECのエントリー手続きが期間限定で再開

Gドライブ・レーシングのエントリー取り止めもあり、ル・マン24時間レースとWECのエントリーが期間限定で再開された。

Gary Watkins

Gary Watkins

公開日時: 2022/03/08 6:42

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Start- #7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid Hypercar, Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez and  #8 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid Hypercar, Sebastien Buemi, Kazuki Nakajima, Brendon Hartley

 ル・マン24時間レースのオーガナイザーであり、FIA世界耐久選手権(WEC)のプロモーターであるACO(フランス西部自動車クラブ)は、3月7日にル・マン24時間レースおよびWECのエントリー受付を再開すると発表した。

 6月11日〜12日に開催される第90回ル・マン24時間レースのエントリーは、3月7日午後3時(中央ヨーロッパ時間)から48時間限定で再開された。

 ACOによる短い声明は以下の通りだ。

「ロシア軍によるウクライナ侵攻を受け、国際競技団体(FIA)が最近とった措置は、モータースポーツチームやドライバーに影響を及ぼす」

「そこで選考委員会は、2022年のル・マン24時間レースについて、48時間の期間限定で新たなエントリーを募ることにした」

Read Also:

 今回のエントリー手続きの再開は、Gドライブ・レーシングのエントリー取りやめが大きく影響しているだろう。

 ロシアによるウクライナ侵攻を受けて、FIAはロシア/ベラルーシのチームおよびドライバーに対し、中立的な立場でならレースの出場を認めるとしている。しかし、チーム代表兼ドライバーとしてGドライブ・レーシングを率いるロマン・ルシノフは、「差別的な条件だ」とエントリーを取り止めると発表したのだ。

 同チームは今年、元F1ドライバーのダニール・クビアトをドライバーに迎え、WECにフル参戦する予定だった。さらに、ヨーロピアン・ル・マン・シリーズにも参戦し、2台体制でのル・マン参戦を目指していたのだ。

 また、LMH規定のマシン『9X8』でのル・マン参加を目指していたプジョーが、デビューをル・マン以降に延期したことも、エントリー再開の一因と言える。

 ル・マン24時間レースのエントリーリストは、当初1週間前に発表されているはずだった。しかしACOが「管理上の理由」と呼ぶ原因により発表は延期されていた。

 今回の発表を見るに、Gドライブの撤退とプジョーのデビュー延期によって生じた欠員を埋め合わすことができるような応募、あるいはACOが求めるクオリティをクリアできるだけのエントリーがなかったことが示唆される。

 最大62台で争われるル・マン24時間レース。1月に発表されたWECのエントリーリストからプジョーの2台とGドライブを除いた36台がその中に含まれる。

 ハイパーカークラスはトヨタ2台とアルピーヌ1台、グリッケンハウス1台がWECフル参戦組。グリッケンハウスは2台体制でル・マンに挑むと見られており、最大5台でル・マン総合優勝を争うことになる。

 グリッケンハウスは、ル・マンで3台目のマシンを走らせることに前向きであるとツイートしているが、これがどこまで本気なのかは不透明だ。

 また、今季WECにフル参戦するシボレー・コルベットC8.Rも、ル・マンでもう1枠エントリーが得られ、2台体制となるようだ。

 その他、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップやヨーロッパ・ル・マン・シリーズ、アジアン・ル・マン・シリーズでの成績によって、合計14台のエントリーが保証されることになっている。

 ACOは今回の発表でエントリーリストの公開時期を明示しておらず、「後日公開する」としている。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 トヨタ、2022年のWEC戦う新型GR010 HYBRIDを公開。昨年王者マシンが一部改良

次の記事 グリッケンハウス、ル・マン3台体制は本気? タイムリミット迫る中「パートナーと基本的に合意」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Gary Watkins



マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

F1

F1 1 ヵ月前

マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?



未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」

WEC

WEC

24 Hours of Le Mans

3 ヵ月前

未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」



WECの次期ハイパーカークラスの規則骨子が発表。1規格に統一も、シャシー&ハイブリッドの独自開発が認められる方向に。水素車両の参入も?

WEC

WEC

24 Hours of Le Mans

3 ヵ月前

WECの次期ハイパーカークラスの規則骨子が発表。1規格に統一も、シャシー&ハイブリッドの独自開発が認められる方向に。水素車両の参入も?

最新ニュース



留まる所を知らぬF1人気。マクラーレンが売上10億ドル突破? 海外報道される

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

1 時間前

留まる所を知らぬF1人気。マクラーレンが売上10億ドル突破? 海外報道される



元レッドブル代表のフェラーリ入り、噂は絶えず。バスール代表は意に介さず「彼は仕事を探している……あらゆる場所でね」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

元レッドブル代表のフェラーリ入り、噂は絶えず。バスール代表は意に介さず「彼は仕事を探している……あらゆる場所でね」



『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

『ダンダダン』とコラボ中のウイリアムズ、TWICEツウィが公式テーマソングを担当へ! 日本のアニメとK-POPがF1の世界で融合



F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」

F1

F1 F1

アゼルバイジャンGP

2 時間前

F1ドライバーにふさわしくないは言い過ぎだった……ノリス、衝突コラピントに謝罪「口にすべきではなかった」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録