WEC、スパでシーズン再開もドライバーひとりに新型コロナウイルス感染の疑い
今週末のスパでシーズンが再開されるWECだが、ドライバーのガブリエル・オブリーに新型コロナウイルス陽性の疑いがあることが分かった。
コロナ禍の影響で中断されていたWEC(世界耐久選手権)だが、今週末のスパ24時間レースでシーズンが再開された。しかし、ドライバーのガブリエル・オブリーが新型コロナウイルスに感染している疑いがあるようだ。
JOTAスポーツがオペレートするジャッキー・チェンDCレーシングからLMP2クラスに参戦しているフランス人のオブリーは、検査の結果、新型コロナウイルスの感染が疑われる結果が出たようだ。
彼が15日(土)に行なわれる決勝レースに出られるかどうかは、2度目の検査の結果次第となる。
オブリーは、先週末に同じくスパで行なわれたヨーロピアン・ル・マン・シリーズにもアルガルヴェ・プロ・レーシングから参戦していた。オブリーと濃厚接触していたチームメンバーは現在、自己隔離状態にあり、検査の結果が出るのを待っている。
#25 Algarve Pro Racing Oreca 07 - Gibson: John Falb, Simon Trummer, Gabriel Aubry
Photo by: ELMS
アルガルヴェ・プロ・レーシングはWECにも参戦しており、スタッフに複数感染者が出た場合はチーム運営に影響が出てしまう可能性もある。
またオブリーと接触したJOTAのメンバー3人も、自己隔離状態にあり検査待ちの状態だ。JOTAのチーム代表であるサム・ヒグネットは、オブリーの検査が陽性だった場合に備え、準備を進めていると明かした。
WECの声明によると、「関連する公衆衛生局とWECおよびスパ・フランコルシャンのメディカル・デリゲートの指示に従って検査が進められた」という。
「リスクを軽減するため、FIAおよびWECのプロトコルに従って競技参加者やサーキットのスタッフは、各グループやソーシャルバブル間の接触を最小限にしている」
「検査の結果が判明するまで、完全な追跡が行なわれ、必要に応じてすべての濃厚接触者の特定、隔離が行なわれた」
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