WEC

フォードの新型LMDhマシンが初走行! ポール・リカールでシェイクダウンを実施

フォードは、新型LMDhマシンをポール・リカール・サーキットでシェイクダウンした。

Francesco Corghi

公開日時: 2026/08/18 3:01

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Ford Hypercar test

Ford LMDh, test al Paul Ricard

写真:: Ford Racing Technology

 フォードは、2027年の世界耐久選手権(WEC)デビューに先立ち、開発中のLMDh車両を月曜日にポール・リカール・サーキットでシェイクダウンした。

 ポール・リカールがシェイクダウンの実施場所に選ばれたのは、このサーキットが、名称未定のこのマシンのベースとなるシャシーを製造するオレカ社の本社に近いからである。

 フォードがマスタングGT向けに開発したコヨーテエンジンをベースにした5.4リッター自然吸気V8エンジンは、米ディアボーンの工場で製造・テストされ、先月シャシーに搭載されて初めて始動された。 

「ハイパーカーのテストは8月5日(水)に開始され、まず数日間にわたって走行開始に向けたテストを行なった。テストは順調に進み、予定通りに実施された」とフォード・レーシングは声明で説明した。

「チームはすべての制御システムを起動・確認するため、包括的なプログラムを段階的に進めた。現在、これらのシステムはすべて完全に稼働しており、今週から来週にかけて予定されている初の本格的なトラックテストに向けて準備が整っている」

Ford Hypercar test

Ford Hypercar test

Photo by: Ford Racing Technology

 ワークスドライバーのマット・キャンベルとローガン・サージェントが交代でステアリングを握り、今後数日間はチームメイトのトム・ブロンクビストとマイク・ロッケンフェラーもテストに参加する予定だ。さらに、ニック・イェロリーとセバスチャン・プリオールも、フォードが来年ハイパーカークラスへ参戦するまでの開発プロジェクトに加わる。

 車両には青と白のカモフラージュカラーが施され、「Ford Racing」のロゴも確認できる。各部のフィンはブラックとなっている。

 フロントノーズはフェラーリ499Pを思わせる非常に低い形状となっている。ただし、オレカベースの他の車両に見られるようなノーズ上部を横切るウイングは備えていない。その下には、隆起した複雑な形状のスプリッターが配置されている。サイドには2枚の空力フラップが設けられている。

 フロントフェンダーには、ヘッドライトが装着されるエリアの上に複雑な形状のセクションが確認できる。ヘッドライト自体はカモフラージュによってまだ隠されている。ホイール上部には、伝統的な開口部も設けられている。

 サイド部分には、ホイールアーチとサイドスカートの間に「トンネル」が設けられており、フロントの開口部から取り込んだ空気をボディワークの下へ導く役割を担っている。

Ford Hypercar test

Ford Hypercar test

Photo by: Ford Racing Technology

 リヤウイングを支えるステーがホイールアーチの端に接続されている。このホイールアーチはこれまでにない中空状の形状となっている。その中央部分には、リヤライト用の横長のLEDストリップも確認できる。

 湾曲した下部パネルはディフューザー部分へとつながっており、ディフューザーは中央部がより幅広く、角ばった形状になっている。

 最後に、ボンネット上のフィンはポルシェ963に非常によく似たデザインを採用。コックピットカバーには黄色い輪郭で囲まれた大きなエアインテークも確認できる。

関連ニュース:

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 成功に近道なし。苦労人マクニッシュがセナとアウディ重鎮から得た学び……F1レーシングディレクターの職務に活きる

次の記事 WEC富士に、ジャッキー・スチュワートがチャリティー出演。60年ぶりの富士で認知症との戦いを支援

More from

Francesco Corghi



WECフェラーリ、富士6時間は今季最悪のレースに「あらゆることがうまくいかなかった」残り2戦で逆襲目指す

WEC

WEC

Fuji

9 日前

WECフェラーリ、富士6時間は今季最悪のレースに「あらゆることがうまくいかなかった」残り2戦で逆襲目指す



「君に命を救われた」炎上するマシンから身を挺してドライバーを救助。中国GTでの勇敢な行動に称賛の声。一方運営への不信感から撤退決めたチームも

GT

GT 1 ヵ月前

「君に命を救われた」炎上するマシンから身を挺してドライバーを救助。中国GTでの勇敢な行動に称賛の声。一方運営への不信感から撤退決めたチームも



ラグナセカ、名物コーナーのコークスクリューを改名。伝説の”ザ・パス”とザナルディを称える

IndyCar

IndyCar 1 ヵ月前

ラグナセカ、名物コーナーのコークスクリューを改名。伝説の”ザ・パス”とザナルディを称える

More from

フォード・レーシング



フォード、WECハイパーカープログラムでフェルスタッペン起用を熱望「たとえ1レースだけでも走ってくれれば、とても有益だ」

WEC

WEC

Spa

4 ヵ月前

フォード、WECハイパーカープログラムでフェルスタッペン起用を熱望「たとえ1レースだけでも走ってくれれば、とても有益だ」



アメリカのF1人気を象徴するフォードとキャデラック。火花散らすライバル関係

F1

F1

バーレーン プレシーズンテスト前半

7 ヵ月前

アメリカのF1人気を象徴するフォードとキャデラック。火花散らすライバル関係



ダカールラリーの大激戦は”F1レベル”? 総合2位のローマ「勝負を決めたのは細かい部分の差」

Dakar

Dakar

Dakar

8 ヵ月前

ダカールラリーの大激戦は”F1レベル”? 総合2位のローマ「勝負を決めたのは細かい部分の差」

最新ニュース



好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表

F1

F1 F1

バーレーンGP

1 時間前

好調だったはずのマクラーレンはなぜ4番手チームに成り下がったのか。「状況が一変した。データに異常もないのに」とステラ代表



ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」

F1

F1 F1

バーレーンGP

2 時間前

ラッセル痛恨……シンガポールGPグリッド降格決定で逆転タイトルに暗雲。ウルフ代表認める「残念だが」



日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く

F1

F1 F1 3 時間前

日本から世界に挑戦……宮田莉朋、中村仁の2026年の評価をトヨタ加地ディレクターに訊く



アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂

Dakar

DAKR Dakar 4 時間前

アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録