グリッケンハウス、一足早くシーズン終了? WEC最終戦バーレーンのエントリーリストに名前なし
バーレーンで開催されるWEC最終戦のエントリーリストにグリッケンハウスの名前が載っていないことが明らかとなった。
#708 Glickenhaus Racing Glickenhaus 007 LMH of Olivier Pla, Romain Dumas, Pipo Derani
JEP / Motorsport Images
ハイパーカー『007 LMH』でFIA世界耐久選手権(WEC)に参戦しているグリッケンハウスは、先日行なわれた第5戦富士6時間レースを欠場。さらに、最終戦バーレーンも欠場することになったようだ。
グリッケンハウスはコストの問題で富士スピードウェイで開催されたレースを欠場すると発表したが、11月12日にバーレーンで行なわれる最終戦への参加は可能なままにしていた。
しかし、各チームが船便でバーレンに向けてマシンを送る準備をしている中、バーレーンのエントリーリストが公開されたが、ここにグリッケンハウスの名前はなく、彼らが最終戦に出ることなくシーズンが終了することが明らかとなった。
当初、ハイパーカークラスに参戦するチームは少なくとも1台のマシンでシーズンを通して参戦することを義務づけられていたが、その後WECはある程度の柔軟性を認めるとしていた。
昨年、007 LMHをデビューさせたグリッケンハウスは、今季そのパフォーマンスと信頼性を大幅に向上させ、第4戦モンツァではドライブスルーペナルティを受けた上、ターボの不具合によりリタイアとなった。
富士とバーレーンを欠場となったことで、このモンツァが今季最後のレースとなった。
WECのハイパーカークラスは、富士に引き続きバーレーンも、トヨタGR010 HYBRIDの2台とアルピーヌA480の1台に、7月のモンツァでデビューしたプジョー9X8の2台が加わり、5台で戦うことになった。
先週明らかになったように、来季フル参戦予定のポルシェ963はバーレーンでの早期デビューを実施せず。アメリカで2度の追加テストを行ない、マシンの熟成に集中することを選択した。
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