マクラーレン、LMDh車両“MCL-HY”をシェイクダウン「チームにとって重要な節目」
2027年のWEC参戦を予定しているマクラーレンが、LMDhマシンのMCL-HYのシェイクダウンを実施した。
写真:: McLaren
マクラーレンは2027年からのWEC参戦に向けて、開発中のLMDhマシン『MCL-HY』のシェイクダウンを実施した。
5月4日、イタリアのシャシーサプライヤーであるダラーラ本社に隣接するアウトドローモ・リカルド・パレッティで、マクラーレンのLMDhマシンの初走行が行なわれた。
マクラーレンらしくオレンジ色のテストカラーをまとったMCL-HYのステアリングを握ったミケル・イェンセンが、インスタレーションラップを完了させた。
「イタリアでの車両のロールアウトを終えることができた」と、イェンセンはコメントした。
Photo by: McLaren
「マクラーレンのハイパーカーは素晴らしいフィーリングだった。走行プランはすべて消化し、主にシステムチェックを行なった。ギヤボックス、エンジン、各種システム、そしてマシンに多く搭載されているソフトウェアが正常に機能しているかを確認した」
「ここからは、どんなふうにマシンを最適化していくかという、より詳細な段階に入っていくことになる。今日、初めてこの車をドライブできたけど非常に楽しく、素晴らしい1日だった。来季に向けて準備を整えるため、ここからやるべきことがたくさんある」
マクラーレン・エンデュランス・チームのジェームズ・バークレーはシェイクダウンがチームにとって重要な節目だとコメントした。
「今日はマクラーレン・ハイパーカーチームのテストプログラム初日であり、ロールアウトおよびシェイクダウンの日でもある。このマシンが始めてコースを走行した記念すべき日だ」
「チームは全力で準備に取り組んできた。我々は1年以上前にこの日付を目標に掲げており、5月初旬に初走行を行なうと決めていた。そして午前9時過ぎ、ピットレーンを出て内燃エンジンを始動し、最初のラップを刻んだんだ」
「チームにとって重要な節目であり、マクラーレンがスポーツカーレース最高峰へ復帰する歴史的な瞬間だ。2026年はテストと開発の年であり、世界耐久選手権というトップレベルの舞台、そして世界最古のモータースポーツイベントであるル・マン24時間レースに挑むための準備期間となる。我々も待ちきれない思いだ」
「これから重要な1年となるが、今はまだ始まったばかりだ。我々はこの道のりがどれだけ困難なモノかを過小評価したりはしていない。だが素晴らしいスタート地点に立っている。チームの士気は非常に高い。最高レベルのクルマを用意することで、スポーツカーレースの最高峰への復帰にあたって、再び表彰台に立つ夢を実現できることを期待している」
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