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小林可夢偉の7号車トヨタが今季2勝目。フェラーリ51号車が最終ラップでポルシェを交わして3位|WECスパ6時間決勝

小林可夢偉らが乗るトヨタGR010 HYBRIDの7号車が、WECのスパ6時間レースで優勝。開幕戦のセブリングに続き今シーズン2勝目を挙げた。トヨタとしてはこれで開幕3連勝という形となった。

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 - Hybrid: Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

写真:: JEP / Motorsport Images

 WEC(世界耐久選手権)のスパ6時間レースがベルギーのスパ・フランコルシャンで行なわれ、7号車トヨタ(マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)が優勝した。

 予選でポールポジションを手にした7号車トヨタGR010 HYBRIDだったが、所々路面が濡れた状態で切られたスタートでは加速がつかず、どんどん順位を落としてしまう。しかし、徐々にスピードを取り戻すと前をいくマシンを次々と料理。首位に返り咲いた。

 途中3号車キャデラックがラディヨンを上り切ったところでコントロールを失い、コース右側のテックプロバリヤに大クラッシュ。セーフティカーが出動するシーンもあった。どうやらパワステにトラブルが発生したようだ。

 レーススタートから2時間が経過した時点で、7号車トヨタが首位を維持したが、その後ろには予選でクラッシュしたことで後方からのスタートとなっていた8号車トヨタGR010 HYBRIDがいつの間にかつけ、トヨタ勢が1-2体制を築いた。

 残り2時間半というところで、ジャック・ビルヌーブがドライブする4号車バンウォールVandervell 680が、複数のマシンが交錯しかけたところでコースの芝生に右側の車輪を落として体制を崩し、そこにLM-GTE Amクラスの54号車AF CORSEが追突。2台が揃ってマシンを停めた。

 残り時間1時間半を迎えようとする頃、ピットアウトした直後の50号車フェラーリ499Pが、突如コントロールを失いクラッシュ。セーフティカーが出動する形となった。ドライブしていたアントニオ・フオッコは、マシンから降りるとコース脇に座り込み、頭を抱えた。

 トヨタ勢はまさに盤石の走りを見せ、後続を1分以上離して1-2フィニッシュ。最後は小林可夢偉がステアリングを握った7号車が優勝を手にした。小林はピットアウト直後の8号車トヨタを、コース外にはみ出して抜いたとしてピットストップ時に5秒加算のペナルティを科された。その後トヨタ7号車はピットに入らずチェッカーを受けたため、暫定結果ではレースタイムに5秒が加算される形となっている。2位に入った8号車トヨタは、後方グリッドから奇跡の追い上げを見せ、最終的には7号車から11秒遅れのフィニッシュとなった。

 総合3位には、最終ラップのケメルストレートで5号車ポルシェを抜いた51号車フェラーリAFコルセが入った。51号車はレース終盤、1周につき3秒ほど速いペースで走ってポルシェを追い詰め、表彰台最後の一角をもぎ取った格好となった。

 LMP2クラスは41号車TEAM WRTが優勝。LM-GTE Amクラスは83号車リシャール・ミル・AFコルセが勝利を手にした。

 
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