WEC Fuji

アルピーヌが初日最速、ロングランも速そうだ……トヨタ勢は8号車8番手、7号車13番手|WEC富士6時間フリー走行2回目

富士スピードウェイで始まった2026年のWEC富士6時間レース。初日はアルピーヌ勢が速さを見せた。

田中 健一

編集: 2026/09/25 9:54

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#36 Alpine Endurance Team, Alpine A424 - Jules Gounon, Victor Martins

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 WEC第6戦富士6時間レースのフリー走行2回目が行なわれ、アルピーヌの36号車がトップタイムをマークした。

 午前中に行なわれたFP1では、セッション開始直後に計測された8号車トヨタの平川亮のタイムが最速となるという、異例の形だった。続いて行なわれたFP2は、気温23度、路面温度35度というコンディションでスタート。雨こそ降っていないものの、上空の雲は厚くなったように見え、WECの公式発表では”霧”という情報も出されていた。

 セッション序盤は、アルピーヌ勢が速さを見せ、36号車のヴィクトー・マルタンスが1分29秒304を記録して、FP1の平川のベストタイムを早くも上回ってみせた。もう1台のアルピーヌ(35号車)も、シャルル・ミレッシのドライブで2番手だった。

 ただハリー・ティンクネルがドライブするアストンマーティンの007号車が、この2台の間に割って入った。

 なおこの時点でアルピーヌ勢はソフトだったが、アストンマーティンの装着タイヤは発表されず……直接的な比較は難しいという状況でもあった。

 その後は各車とも、ドライバー交代も挟みつつ、ロングランに注力した。ハイパーカークラスはミディアムタイヤを履くクルマが中心だったが、ソフトタイヤを試すマシンも複数いた。また、キャデラック勢を中心に、3本はミディアムながら1本はソフトという組み合わせを試すマシンもあった。

 その時の各車のペースを見てみると、アルピーヌ勢が1分30秒台に入れ、それを数周にわたって続けるなど、一歩抜け出しているように見える。

 一方でその他のマシンは、時折1分30秒台を記録するマシンもいるものの、それを記録するのはピットアウト直後だったりと、限定的であった。そういう意味ではアルピーヌ、特に36号車が速そうだと見ることもできるかもしれない。

 結局このセッションも序盤に記録されたタイムを更新する車両は現れず、1分29秒304でアルピーヌの36号車が首位。以下007号車アストンマーティン、35号車アルピーヌというトップ3の顔ぶれとなった。

 トヨタ勢は、8号車が1分29秒174で8番手、7号車が1分30秒101で13番手に終わった。

 このトヨタ勢のロングラン時のペースは1分31秒台前半が多く、アルピーヌ勢に次ぐ位置と言えそうだ。ただハイパーカークラスは全体的に僅差であり、調整の進捗、そして天候により、その立ち位置はガラリと変わるだろう。

 なおLMGT3クラスは、PROTON COMPETITIONの77号車フォード・マスタングLMGT3が最速。以下IRON LYNXの79号車メルセデスAMG LMGT3、AKKODIS ASP TEAMの78号車レクサスRC F LMGT3というトップ3であった。

 なお土曜日と日曜日は雨という予報も出ていたが、土曜日は引き続き雨予報ながら、決勝が行われる日曜日は降雨なしという可能性も出てきた。ただ予報は目まぐるしく変わっており、予断を許さない。

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