WEC開幕戦セブリング予選:アルピーヌがPP獲得。性能調整で苦戦のトヨタは4番手、7番手に沈む
2022年WEC開幕戦セブリングの予選が行なわれ、アルピーヌがグリッケンハウスを下してポールポジションを獲得。一方で王者トヨタ勢は最上位が4番手と苦戦した。
写真:: JEP / Motorsport Images
2022年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)がセブリングで開幕。予選でポールポジションを獲得したのは、36号車アルピーヌだった。
LMP1車両で最高峰ハイパーカークラスにエントリーしているアルピーヌは、同クラスとLMP2クラスの混走となった10分間のセッションでニコラス・ラピエールが1分47秒407をマーク。昨年の第2戦ポルティマオ以来となるポールポジションをチームにもたらした。
ラピエールはセッション後「クリーンなラップで、トラフィックもなかった。今日のマシンは素晴らしかった。セットアップの調整もうまくいって、とても走りやすかった」とコメントしている。
そんなアルピーヌから1.3秒差の2番手につけたのが、708号車グリッケンハウス。それに続く3番手となったのは、LMP2のAFコルセの83号車だった。
一方、王者トヨタ勢は大苦戦。モーターによるアシストを時速190km以上からに制限されるなど、厳しい性能調整を課されたこともあってか、8号車のブレンドン・ハートレーがLMP2最速の83号車からコンマ2秒差タイム、1分49秒217で4番手につけるにとどまり、7号車にいたってはLMP2のユナイテッド・オートスポーツ勢に次ぐ7番手。タイムはホセ・マリア・ロペスが記録した1分49秒581だった。
5台がエントリーするLM-GTE Proクラスに関しては、ポルシェ勢がフロントロウを独占。92号車がポールとなった。LM-GTE AMクラスのトップはTFスポーツのアストンマーチン。同じくアストンマーチンを走らせるD'Station Racingもクラス5番手のタイムを記録している。
順位 | ドライバー | 周回数 | 平均タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | アンドレ ネグラオ ニコラ ラピエール マシュー バクシヴィエール |
3 | 1'47.407 | 201.739 | ||
2 | Olivier Pla ロマン デュマ Ryan Briscoe |
4 | 1'48.741 | 1.334 | 1.334 | 199.264 |
3 | フランソワ ペロード Nicklas Nielsen Alessio Rovera |
4 | 1'49.014 | 1.607 | 0.273 | 198.765 |
4 | セバスチャン ブエミ ブレンドン ハートレー 平川 亮 |
4 | 1'49.217 | 1.810 | 0.203 | 198.396 |
5 | Philip Hanson Filipe Albuquerque William Owen |
4 | 1'49.388 | 1.981 | 0.171 | 198.085 |
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