勝田貴元、初優勝からの連勝でランキング首位に「今後も自分たちの仕事に集中するだけ」
TOYOTA GAZOO Racing-WRTの勝田貴元がラリー・クロアチアで勝利。初優勝となったサファリー・ラリーからの連勝となった。
Takamoto Katsuta, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1
写真:: Toyota Racing
WRC第4戦ラリー・クロアチアで、TOYOTA GAZOO Racing WRTの勝田貴元が優勝。ケニアでの初優勝から1ヵ月弱で再び表彰台の頂点に立った。
この勝利でランキング首位に立った勝田は「あまり深く考えすぎず、自分たちの仕事に集中してベストを尽くすだけ」とコメントした。
WRCデビュー以来、好走を見せつつもなかなか勝利に手が届かなかった勝田。今季第3戦サファリ・ラリーでついに初優勝を手にした後は涙し、「これまで本当に多くの困難な瞬間を経験してきた」と、胸のうちを語っていた。
また日本メディアの取材に答えた際には「一回勝つと、心にすごい余裕が持てる。それが今、少しだけ分かるような感じがしています」と語っていたが、クロアチアでまさにそれが現実のものとなった。あれだけ苦労してもなかなかつかめなかった勝利を、2戦連続で掴んでみせたのだ。
ただこの勝利は、最後の最後でライバルが脱落したことによって転がり込んできた部分もある。最終パワーステージを迎えた時点で首位に立っていたのは、ヒョンデのティエリー・ヌービルだった。しかしそのヌービルはパワーステージでコースオフし、マシンにダメージを負った。これでストップしなければならず、勝田に勝利が転がり込んだ形だ。
TGR-WRT会長の豊田章男会長も「こういう勝ち方もあるのがラリー…。貴元もサミもゴールまで走り切ってくれたからこそのワンツーフィニッシュでした」とコメントする結末だった。
Takamoto Katsuta, Aaron Johnston, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota GR Yaris Rally1
写真: Toyota Racing
当の勝田は、連勝を喜びつつも、ヌービルを気遣った。
「2大会連続での優勝は本当に素晴らしいことです」
「まさかこのような結果になるとは予想していなかったですし、こういった瞬間がいかに辛いものであるか自分自身もよく分かっているので、ティエリーとマルティン、そしてヒョンデチームを気の毒に思います」
勝田はこれで、ランキング首位に立った。しかしそのことはあまり深く考えないと語った。
「この週末、自分たちはクレバーに戦うことができたので、チームとアーロンのためにも喜ぶべきでしょう。最後の最後まで多くのハプニングがあり、クレイジーな展開でした」
「今、チャンピオンシップをリードしていることは嬉しいですが、あまり深く考えすぎず、自分たちの仕事に集中してベストを尽くすだけです」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。