WRC第4戦:ラリー・ポルトガル、エバンスが今季初優勝。勝田貴元は自己ベスト4位をマーク
WRC第4戦ラリー・ポルトガルの競技3日目が行なわれ、トヨタのエルフィン・エバンスが総合優勝を果たした。また勝田貴元は自己ベストとなる4位を記録した。
Elfyn Evans, Scott Martin, Toyota Gazoo Racing WRT Toyota Yaris WRC
Toyota Racing
2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が中止となったラリー・ポルトガルが2年ぶりに開催され、トヨタのエルフィン・エバンスが今季初優勝を挙げた。
デイ2終了時点での総合順位ではトヨタ勢が上位を占めた。SS14まではオットー・タナク(ヒュンダイ)が首位に立っていたものの、彼はリヤサスペンションを破損したことによりリタイア。安定した走りで上位につけていたエルフィン・エバンス(トヨタ)が総合首位へと浮上した。
ヒュンダイのダニ・ソルドが総合2番手、セバスチャン・オジェ(トヨタ)が3番手、さらにTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムの勝田貴元もオジェと僅差の位置の4番手に続いた。
迎えたデイ3は、首位のエバンスがSS16とSS17、SS19でステージ優勝。2番手のソルドに26.2秒の差を付けて最終のSS20パワーステージに入った。
SS20ではデイ2にデイリタイアを喫していたタナクが、渾身のアタックを走りを決めてステージ優勝。同じく既にデイリタイアを喫しており、優勝争いからは脱落していたティエリー・ヌービル(ヒュンダイ)も1.6秒差の2番手に入り、ボーナスポイントを手にした。
総合首位のエバンスはSS20を10秒差の5番手で終了。彼を追うソルドは7番手となりギャップを縮めることができず。ラリー・ポルトガル優勝はエバンスとなった。2位はそのソルド、3位にはオジェという並びとなった。
またSS20で4番手となった勝田貴元は、自己ベストとなる総合4位で終了。表彰台も期待させる、成長した走りを示したイベントとなった。
ドライバーズランキングではオジェが79ポイントで首位をキープ。しかし今回優勝したエバンスが2ポイント差の2番手に迫っている。
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