Automotive News

これが電動化へのプロローグ。アルピーヌ『A110』EVプロトタイプが登場! F1フランスGPで初お披露目

アルピーヌは、F1フランスGPに併せて同社の2シータースポーツカー『A110』のフル電動プロトタイプモデルE-ternité(エテルニテ)を世界初公開した。

滑川 寛

公開日時: 2022/07/25 8:53

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Alpine A110 E-TERNITÉ

 アルピーヌは、2シータースポーツ『A110』のフル電動プロトタイプ「E-ternité(エテルニテ)」を発表した。

 フランス語で”永遠”を意味するこのEVスポーツは、アルピーヌを傘下に従えるルノー・グループCEOのルカ・デ・メオが発した「アルピーヌの名を永遠に残すためにも、アルピーヌを電動化したい」という鶴の一声から開発が始まったという。

 2017年にアルピーヌ復活の”ローンチタイトル”として登場したA110。1963年に登場しラリー界をほしいままにした初代A110を、現代に再解釈したデザインとマシンコンセプトが多くの注目を集めた。2018年に日本上陸を果たして以来、マイナーチェンジが続けられてきたが、初代A110の登場から60周年となる2023年を前に、100%電動化されたEVモデルがお披露目となった。

 2022年のF1第12戦フランスGPに先立ち発表されたA110 E-ternitéには、最高出力178kW、最大トルク300Nmを発生させる電動モーターが搭載され、0-100km/h加速では4.5秒を実現。最高速度は250km/hとなる。

 1.8リッター直列4気筒エンジンを搭載する内燃エンジン搭載モデルが0-100km/h加速で4.2〜4.4秒と、E-ternitéは引けを取らないパフォーマンスを有すると言える。

 E-ternitéに搭載されるバッテリーは、EVクロスオーバーのルノー『メガーヌ E-Tech』がベースのモノ。12個のバッテリーモジュールのうち4つがフロント、残り8つがリヤにE-ternité専用のケーシングにより配置され、前後の重量配分が採られている。

 元来ライトウェイトスポーツとして登場したA110の名に恥じぬよう、E-ternitéでも車体の軽量化が注視されて開発が行なわれた。通常かなりの重量増となるEV化でも258kgの増加に留め、総重量は1378kgとなっている。航続距離はWLTPで最大420kmとなっている。

Alpine A110 E-TERNITÉ

Alpine A110 E-TERNITÉ

Alpine A110 E-TERNITÉ

Alpine A110 E-TERNITÉ

Alpine A110 E-TERNITÉ

Alpine A110 E-TERNITÉ

Alpine A110 E-TERNITÉ

7

 E-ternitéは取り外し可能なオープンループが装備。リサイクルカーボンを使用した2層のルーフシェルによって車体剛性は損なわれていないという。インテリアで特筆すべきはインフォテインメントシステム。ルノー『トゥインゴ』で採用されていたような、ユーザー自身のAppleもしくはAndroidタブレット端末をスクリーンとして使用するマルチメディア・システムとなっているようだ。

 また、軽量化とサステナビリティを両立させるべく、E-ternitéでは亜麻をボティパーツの一部に使用している。2台目のE-ternitéプロトタイプでは、亜麻をボンネットやルーフ、リヤウィンドウ、グリル、シートシェル、リヤスカートに使用しているという。

 亜麻を使いながらも強度はカーボンファイバー製のモノと同等。E-ternitéに搭載されているサブウーファーを含むスピーカー8つを用いたサラウンドシステムにも、音響づくりの面で寄与しているそうだ。

 

Read Also:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 感情が昂ったラッセル、ウルフ代表との”無線交信”を楽しむ「完全に落ち着くことができた」

次の記事 連勝見えたニューガーデンまさかのクラッシュ。オワード2勝目、佐藤琢磨10位|インディカー第12戦アイオワ・レース2

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

滑川 寛



勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」

Sponsored

Sponsored 1 年前

勝負の行方は“己の腕”次第。2度の世界覇者・笹原右京が語るROTAXカート「僕の人生を一番変えた場所」



レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 年前

レッドブルF1角田裕毅、昇格後ベストのアゼルバイジャンGPは「偶然じゃない6位」“残留タイムリミット”迫る中で確かな自信



神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

F1

F1

アゼルバイジャンGP

1 年前

神童と呼ばれた男アントネッリ、苦戦続きもアゼルバイジャン4位で光明? 表彰台届かず悔しさも「自信が戻ってきた」

最新ニュース



ハミルトン、アメリカGPで表彰台を逃した原因はセットアップミス? フロントウイング大幅調整も追いつかず

F1

F1 F1

アメリカGP

49 分前

ハミルトン、アメリカGPで表彰台を逃した原因はセットアップミス? フロントウイング大幅調整も追いつかず



フェルスタッペン、アメリカGPでまたも無線トラブル「こりゃあ大惨事だ!」と立腹。今度はハジャーも

F1

F1 F1

アメリカGP

4 時間前

フェルスタッペン、アメリカGPでまたも無線トラブル「こりゃあ大惨事だ!」と立腹。今度はハジャーも



ジャック・ミラー、母国オーストラリアGP中止に「本当に腹が立つ」フィリップアイランドでの最後のMotoGPレース実現せず

MotoGP

MGP MotoGP

オーストラリアGP

4 時間前

ジャック・ミラー、母国オーストラリアGP中止に「本当に腹が立つ」フィリップアイランドでの最後のMotoGPレース実現せず



逆転戴冠”詰み”のラッセル、僅差のランキング2位争いには興味ナシ「僕にとっては何の意味もない」

F1

F1 F1

アメリカGP

4 時間前

逆転戴冠”詰み”のラッセル、僅差のランキング2位争いには興味ナシ「僕にとっては何の意味もない」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録