ガスリー、アルピーヌでの初日に”嬉しい驚き”「このクルマがランキング4位になった理由が分かった」
ピエール・ガスリーは、アルピーヌに移籍して最初のテストを終えてポジティブな驚きがあり、これ以上の初日はないと語った。
写真:: Carl Bingham / Motorsport Images
ピエール・ガスリーは、アルピーヌ移籍後初走行となったアブダビでのタイヤテストを終え、嬉しい驚きがあったと語った。
ガスリーはこの日、2レース分を大きく超える130周を走破。タイムも、フェラーリ勢に次ぐ4番手で終えている。
このテストは2023年仕様のタイヤをテストすると共に、移籍するドライバーが新チームに馴染むことが主目的となっているが、ガスリーは嬉しい驚きがあったと語った。
「とても満足しているし、ポジティブな驚きがあった。全てがスムーズだったし、適応はかなりうまくいった」
「完全に環境を変えて、全く新しいクルマになるのは初めてだから、オープンマインドで今日を迎えたよ」
「ステアリング、フィーリング、スロットル・ペダルのストローク、ペダルの硬さ、反応の仕方など、最初はすべてが違って感じられた。そして、なぜチーム・チャンピオンシップで4位を獲得できたのか、その理由も理解できたので、これからの展開にとても期待しているんだ」
ガスリーは、今季アルファタウリで課題としていた低中速コーナーでのグリップが良かったと語り、新チームでの初日を力強くスタートすることができたという。
「低中速コーナーでのフロント・グリップはかなり強いと思うし、今シーズンずっと取り組んできたこと、探していたモノがあった。エンジニアたちともうまくいった」
「初日はエンジニアたちと一緒に仕事をすることが目的だったんだ。ガレージのメカニックたち、エンジニアリングルームのみんなとも親しくなって、ドライバーとして必要なこと、アンダーステアやオーバーステア、僕が言いたいことやすべてのフィードバックを同じ言葉で話し合えるようにする」
「その結果は非常にポジティブで、ガレージの中で目の当たりにしたものにとても満足している」
マシンの感触について、自身の好みに近いかと訊かれると、コンストラクターズランキング4位を獲得したアルピーヌの強さがより深く理解できたと話した。
「今日のところは確かに……アブダビで1日走っただけだけど、このクルマの長所とポテンシャルは間違いなく分かっている。このクルマがチャンピオンシップで4位になったのには理由がある。その理由がパッケージやチームの運営方法、エンジニア、チームの考え方や哲学という点からも理解できた」
「この最初の交流にはとても満足しているし、正直なところ、これ以上の初日は望めないほどだ」
これまでレッドブルと共にキャリアを進めてきたガスリー。アルピーヌは全く新しい環境だが、彼は今後に大いに期待しているという。
「予想以上だったと思う。僕は過去5年間、同じ環境にいた。僕が見た限りでは、このチームはエンジニアリング・オフィス内のエンジニアはもちろん、ガレージの中も含めて、膨大な経験を持っている。まだすべてを見たわけではないし、エンストン(ファクトリー)に行ってすべてのツールや設備を見る必要があるけれど、彼らの初日への取り組み方にはとても感心した。僕を歓迎してくれたことにもね」
「今のところポジティブな兆候しかないから、今後が楽しみだし、休暇に入るのがとても楽しみになってきたよ」
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