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エスパルガロ兄、ライバルと同じ土俵での戦い望む「今がレベルアップの時」

アプリリアのアレイシ・エスパルガロは、MotoGPイギリスGPでの表彰台獲得をきっかけに、アプリリアがコンセッション(優遇措置)適用の立場から脱する時が来たと考えている。

Aleix Espargaro, Aprilia Racing Team Gresini

写真:: Dorna

 MotoGP第12戦イギリスGPではふたつの意味で歴史的なレースとなった。ひとつ目は1972年以来初めて、参戦中の6メーカー(ヤマハ、スズキ、アプリリア、ドゥカティ、ホンダ、KTM)全てが最高峰クラスのレースで6位以内に揃って入賞したことである。そしてふたつ目は、アプリリアがMotoGPが4ストロークに切り替わって以来初の表彰台を獲得したことだ。

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 近年、ドゥカティ、スズキ、KTMがコンセッションメーカーから外れる中、アプリリアは現在MotoGPクラスに参戦している6つのメーカーのうち、唯一コンセッション優遇措置が適用されているメーカーだ。

 しかし、イギリスGPでアレイシ・エスパルガロが3位表彰台を獲得したことにより、コンセッションを失う可能性が出てきた。

 コンセッション制度ではシーズン中の表彰台や優勝の数により、コンセッションポイントが加算されていき、合計6ポイントに達することでコンセッション適用外となる(※優勝3ポイント、2位2ポイント、3位1ポイント)。そのため、今後もエスパルガロがコンスタントに表彰台を獲得し続ければ、2022年はコンセッション適用外となり、ライバルと同じ状態で戦うことになる可能性がある。

 エスパルガロはコンセッション喪失の可能性についてはむしろ好意的に捉えており、同じ土俵で戦う時期が来ていると考えている。

「僕はそれ(コンセッション)が好きじゃない」と、エスパルガロはアラゴンGP開幕前の会見で話した。

「適用されていること自体は、より改善して(ライバルに)接近するには良かったと思う。でも最終的には同じ武器で戦わなければいけないんだ」

「レベルを上げる時だ。僕もコンセッションを失うためにベストを尽くすよ。もしコンセッションを失ったなら、それは僕らがレースで勝っているか、3回以上表彰台に登っているという意味だからね」

 またエスパルガロはアラゴンGPに向けては、イギリスでの好結果を受けて自信を持って臨めていると言う。

「シルバーストンでの結果を受けて、少し自信がついた。表彰台は重要だったけど、他のコースでの走りのレベルも重要だった」

「表彰台を獲得して、とてもリラックスしている。このコースは好きだし、過去を見てもこのバイクには相性が良い。天候も去年よりも良いみたいだからね」

 なおアラゴンGPからは新加入のマーベリック・ビニャーレスが出場。エスパルガロはビニャーレスの加入によって、チーム自体がさらにレベルアップすることを期待しているようだ。

「新しいチームメイトにはとても満足している。彼の加入はアプリリアにとってとてもいいタイミングだった。彼の加入について長く話し合ってきたけど、その機会が訪れたんだ」

「僕らはとても強力なチームだ。将来も素晴らしいことになるだろう。レベルの高いここからの改善はとても複雑なものだけれど、それも素晴らしい挑戦だし、そうなることを楽しみにしている」

 

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