ドヴィツィオーゾ、来季テストライダー就任は断念。1年休養し、2022年復帰目指す
2020年限りでドゥカティを離脱するアンドレア・ドヴィツィオーゾ。motorsport.comの調べでは、彼は来季テストライダーとなることはなく、休養に充てることになる模様だ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
今年8月、アンドレア・ドヴィツィオーゾは2021年に向けて、現在の所属チームであるドゥカティとの契約を延長することは無いと発表。8年間で14勝を挙げた両者の関係に、終止符が打たれることとなった。
その際、ドヴィツィオーゾは来季のプランBは用意されていないと認めており、彼のマネージャーであるシモーネ・バティステラも2021年を『休暇』とする可能性が高いことを認めていた。
10月末になると、彼の将来については別の動きも出てきた。motorsport.comでは、ドヴィツィオーゾがヤマハとテストライダー契約について話し合いを行なっているという情報をキャッチ。現テストライダーのホルヘ・ロレンソを置き換える形で、ヤマハに加入する可能性が近づいているように見えた。
しかし最近になり、motorsport.comでは新たな情報を入手。ドヴィツィオーゾは来季をテストライダーとして過ごすプランを断念し、最終的に休養とすることを選んだようだ。
ドヴィツィオーゾは彼の愛好するモトクロスレースに1年間情熱を注ぎ、2022年にMotoGPへ復帰できるポテンシャルを持った状態を維持したい意向だという。
MotoGPは2022年に、プロモーターのドルナ・スポーツと各チームの間で契約が更新されるタイミングを迎える。そのためグリッドには大きな変化が起こる可能性も予想されている。
ドヴィツィオーゾはドゥカティで過去3シーズンに渡ってマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に最も接近し、ランキング2位を獲得してきた実力者。彼の経験は、いずれのチームにとっても非常に重要なモノとなるだろう。
ただ、ドヴィツィオーゾのこの選択にはリスクもある。彼は2022年にはもう36歳となっているからだ。そのためチーム側が年齢を理由にためらう可能性も十分に存在するだろう。
ドヴィツィオーゾは、近日中に自身の将来について公にするものと予想されている。
なお彼のこの決定が、ロレンソのヤマハでの将来についてどのような影響を与えるかは不明だ。
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