サンパウロGPのスプリント予選は、ホンダPU勢には厳しい結果に。田辺TD「でもライバルとの差は僅か」
ホンダの田辺豊治テクニカルディレクターが、F1サンパウロGPのスプリント予選レースを終えてコメント。ホンダ勢にとっては厳しい結果となったが、決勝レースでの巻き返しを誓った。
写真:: Zak Mauger / Motorsport Images
F1サンパウロGPのスプリント予選レースは、ホンダ製パワーユニット(PU)勢にとってはうまくいかない展開となった。
先頭からスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、スタートでバルテリ・ボッタス(メルセデス)に先行を許すと、そのまま逆転することができずにチェッカーを受けることになった。フェルスタッペンのチームメイトであるセルジオ・ペレスも、フェラーリのカルロス・サインツJr.にスタートで先行され、そのポジションを取り返すことはできなかった。
またアルファタウリのピエール・ガスリーと角田裕毅も、ソフトタイヤを履くという戦略が裏目に出る形となり、ポジションを落とすことになった。
「今日のサンパウロGP2日目に行なわれたスプリント予選では、ホンダPUを搭載する4台のマシンが残念ながら昨日の予選からポジションを落とす結果となってしまいました」
ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターは、プレスリリースにそうコメントを寄せた。
「明日のレースは、レッドブルのフェルスタッペン選手が2番グリッド、ペレス選手が4番グリッド、アルファタウリのガスリー選手が7番グリッド、角田選手が15番グリッドからスタートすることとなります」
田辺テクニカルディレクターは、決勝での巻き返しを目指し、データを精査していくと語った。
「ライバルとの差は非常に小さく、今日の状況を見ても分かるように、僅かなことが大きく結果に響きます。昨日のデータ、また24ラップで行なわれた今日のスプリント予選のデータをきちんと解析し、明日のコンディション、また71ラップで行なわれる本番レースを見据えて準備を進めます」
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