角田裕毅、テスト初日121周を走行し7番手「マシンは速そうだが、開幕戦まで真の力は分からない」
カタルニア・サーキットで始まったF1プレシーズンテスト。その初日の走行を担当したアルファタウリの角田裕毅は「生産的な1日だった」と語った。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
アルファタウリの角田裕毅は、F1プレシーズンテストの初日のドライブを担当。121周を走り、総合7番手となるタイムを記録した。
角田はセッション終了後にチームのプレスリリースにコメントを寄せ、マシンのパフォーマンスは開幕戦まで分からないとしながらも、初日の走行には満足していると語った。
「今日は本当に生産的な1日でしたし、チームにとってもテスト初日としては素晴らしいスタートが切れたと思います」
角田はそう語った。
「2022年のマシンで初めての本格的な走行ですし、このマシンは明らかに去年までのクルマとは完全に異なっています。ですから、僕らが今日行なった全てのことは、学んでいく上でとても重要です」
「走行距離、そしてセットアップに加えた変更は、今日のキーポイントでした。そしてやりたいことは全て達成することができました。まだ試してみる必要のあることはいくつか見つかりましたが、ここまでの状況には満足しています」
「マシンは本当に信頼性が高かったです。今日はできるだけ多くのデータを取る必要がありましたが、それを達成することができました」
「開幕戦までには、あと5日間のテストが残っています。今のところ、マシンはかなり速いように見えます。でもバーレーンの予選まで、実際のパフォーマンスは分かりません」
チーフ・レースエンジニアのジョナサン・エドルズによれば、午前中にセットアップの方向性が見えたため、午後にはさらに多くのプログラムを行なうことができたという。
「ここバルセロナでのテストの初日は、大成功だった。完全に新しいマシン、タイヤ、レギュレーションが導入されたため、最初のイベントまでにシミュレーション作業を行なって、検証することが重要だ」
エドルズはそう語った。
「そのため午前中は様々なセットアップの方向性を試し、良い妥協案のように思えるセットアップに、すぐに磨きをかけた。そして午後には、セットアップするテストアイテムを完了させはじめ、タイヤをより理解するための作業を行なった」
「ユウキはマシンのフィーリングに満足している。1日を通じて信頼性が高く、大きな問題は発生しなかった」
しかしエドルズ曰く、まだまだテストすべきことがたくさんあると語る。
「十分に準備を整え、できる限り最高の形で開幕戦に向かうために、こことバーレーンでの3日間で行なう、かなり広範囲にわたるテストの計画がある」
「初日は非常にポジティブであり、多くのデータを収集することができた。これを今夜分析し、明日走行を引き継ぐピエール(ガスリー)のテストプランに反映させることになる」
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