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F1の“速さと技術”が伝わらない高額投資はムダなのか? 現状憂うフェラーリ副会長が一刀両断

フェラーリ創業者の息子であるピエロ・フェラーリは、現在のF1マシンの速さや技術的な価値が正しく伝わっていない現状での投資は、“正当化されない”と考えている。

Sebastian Vettel, Ferrari SF1000

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 フェラーリ創業者エンツォ・フェラーリの息子であり、現在はフェラーリ副会長を務めているピエロ・フェラーリ。彼は現在のF1マシンについての技術の高さや速さが正しく伝わっていない現状では、多大な投資を正当化できないと考えている。

 彼は現在のF1マシンが史上最速であるにも関わらず、TV放送ではその速さが現れていないと考えている。さらにチームが多額の投資を行なって開発しているマシンやイノベーションを取り巻く秘密主義にも疑問を呈した。

「新型コロナウイルスの影響によって、テレビ以外でF1を追うことは不可能になっている」と、ピエロ副会長はmotorsport.comに語った。

「我々は史上最速のシングルシーターを手にしているが、TV映像はサーキットで実際に目にした時のような感覚を与えることはできない。視聴者やファンに伝わって来るモノは何か違っているんだ」

「時速330キロを超えるようなF1マシンがあっても、液晶画面の上ではF2の速度とは“違う速さ”を出していると感じることがない」

「ショーにほとんど貢献しない(技術的な)ソリューションへの多大な投資をするというのは何の意味があるのだろうか?」

 ピエロ副会長は、チーム側が“秘密は秘密”としておきたいがために、イノベーションの多くを説明してない事実について見解を求められると、次のように答えている。

「もちろん、一部のアイデアは特許によって扱われる。しかしゾッとするような額の投資をしていて、それらをすべて秘密にしている……それに何の意味があるのか説明できるだろうか?」

 また彼はリバティ・メディアによる買収前にF1を率いていたバーニー・エクレストンと定期的に連絡をとっており、リバティ・メディアがファンのためにもそうした問題に取り組む必要があると意見が一致しているようだ。

「最近このことについて、電話で時々バーニー・エクレストンと話をした」

「F1はファンを楽しませるショーを提供するスポーツへと戻らなければならない。我々は非常に速く、先進的な技術のシングルシーターマシンを手にしているが、誰がそれを知っていると言うんだ?」

 

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